外出しは危険!避妊方法の種類!妊娠したくない時の対策6つ!

生で入れて、イキそうになったら抜く…いわゆる“外出し”で「避妊できてる」と思っていませんか?実はその方法はとてもキケン!今まで妊娠しなかったのは運が良かっただけですよ。

望まない妊娠、したくないですよね?生理の度に不安になるのも辛いはずです。この機会に正しい方法を知って、もっと幸せな気持ちで彼と愛し合いませんか?

1.【コンドーム】挿入前から最後までつける

日本人カップルが一番多く選んでいる避妊の種類はコンドームを使う方法です。でも残念ながら間違った使い方をしている人がたくさん。中でも多いのは「途中からコンドームを付ける」というものです。

あなたも「射精しなければ大丈夫」と思っていませんでしたか?たとえ射精してなくても、男性のペニスからは“精子が混ざった液=カウパー液(がまん汁)”が分泌されているんですよ。これだけでも妊娠してしまう可能性はあるんです!

ちなみに、1回の射精で放出される精子の数は1億〜3億個。億ですよ。カウパー液に含まれる精子はそれより少ないとはいえ、生でエッチなんて危険すぎると思いませんか?

ほんの数秒でもそのまま入れれば、それは避妊にはなりません。コンドームは挿入前から最後までしっかり付けるのがマストですよ!

2.【コンドーム】先端の空気を抜いて根本まで付ける

コンドームは「使っていれば安心」ではありません!なんと、ちゃんと付けたつもりでも1年間に18%もの女性が妊娠しているんです。10人いたら2人くらいが妊娠…けっこう高い確率だと思いませんか?

ちゃんと避妊する方法はコンドームを正しく付けること。まずはペニスに被せる時にコンドームの先を摘まんで空気が入らないようにする事が大切です。ゴムをつけた後、先端に空気が入ってぷくっとしていると摩擦で破れる原因になりますよ。

また、中途半端に被せた状態でINしようとする男性がいますが、それもピストンしているうちに捲れて脱落する(取れる)原因に。入れる前にちゃんと根元まで巻き上げてあるか最終確認してくださいね。

「なんとなく気まずくて避妊は彼任せ」という女性が多いですが、セックスって二人でするものですよね。しかも受け入れるのはこっち側!女性の皆さん、望まない結果にならないように自分で責任を持ちましょうね。

3.【コンドーム】彼がイった後はすぐに抜く

コンドームをつけた状態で彼がイけばエッチ終わり、セーフ…?いえいえ、まだ油断はできません。漏れないようにすぐに膣の中から抜き去るまでがコンドームを使った正しい避妊の方法です。

男性のアソコはイった後、急激にしぼんで小さくなります。すると精液が入ったコンドームがするっと抜け落ちてしまうんです!もちろん膣内にですよ。当然、精液が漏れて避妊は失敗…。

イった直後にイチャイチャしたい気持ちはわかりますが、まずは膣内から抜いてもらいましょう。その時はゴムの入り口を押さえながら、漏れないようにしてもらってくださいね。

4.【低用量ピル】毎日同じ時間に忘れずに飲む

避妊の種類の中では高い効果が期待できるピル。薬で卵胞ホルモンと黄体ホルモンを摂取する事で排卵を起こさせなくして、妊娠を回避するという方法です。大切なのは必ず毎日、決まった時間に飲むこと。

保険適用外なのでお金はかかりますが、婦人科に行って相談すれば手に入りますよ。ちなみに今の低用量ピルは昔のピルより副作用が抑えられたとはいえ、薬に変わりありません。あなたにとって何が一番大切なのか、メリットとデメリットを考えて選んでくださいね。

5.【殺精子剤】コンドームと一緒に使う

薬局で手に入る殺精子剤。使い方は彼のアレを入れる前に膣の中に薬を入れるという方法です。

コンドームと同じくらいの値段なのでお手軽ですが、入れる場所が難しかったり、効くまでに時間がかかったり、女性が上になると流れ出してしまったり…と失敗する確率が高いのが問題です。

しかも1時間以内に射精しないと効果ナシ。コンドームでは心配!という場合の保険として使うのが良さそうな種類の避妊法ですね。

6.【基礎体温法】妊娠しやすい時期のエッチを避ける

婦人体温計で毎日基礎体温を計って、排卵日(特に危険な日)のエッチを避けるという方法です。こちらも念には念を!という種類ですね。

この基礎体温法やオギノ式(排卵日の3日前~2日後を避ける方法)で危険日を予測して、「危険な日以外は生でエッチする」なんてカップルもいます。が、それは避妊していないのと一緒なのでNG。

女性の体はとてもデリケートです。周期はちょっとしたキッカケで狂うので、「いつが危険日」とは言い切れないんですよ。しかも生理中は妊娠しないなんて都市伝説。妊娠を望まないならいつでも避妊が必要です。女性なら知っておいてくださいね。

おわりに

いかがでしたか?どんな種類でも、100%防げる効果はありません。でも正しい方法を知らないよりは避妊成功の確率が上がりますよね。新しい命が宿るのは彼ではなくアナタの体。そろそろ「彼任せ」はやめて自分の体に責任を持ちませんか?

セックス

(ライター/ユキ)