何がダメだった?オナニーで膀胱炎…!再発を予防する注意点5つ!

膀胱炎になったことが発覚。頻尿になるし不快感はあるし、辛いですよね。原因は多分オナニーだけど…どの辺がいけなかったんでしょうか?

今からご紹介する予防法を知って、「一人エッチ→膀胱炎」というお決まりコースの定着を防ぎましょう!

<オナニー前>

1.手をキレイに洗う

エッチな気分って急にフッと湧いたりしませんか?ムラムラしてくると我慢できなくなって、ついそのまま触りたくなっちゃいますよね。もう手を洗いに行く時間も惜しいというか…。でも、ちょっと待って!

早く気持ち良くなりたくてウズウズすると思いますが、オナニー前の手洗いをすっ飛ばすと高い確率で膀胱炎になります!たとえその日は外出していなかったとしても、手にはビックリするくらいの雑菌が付着しているんです。

膀胱炎はこういった雑菌が尿道口から侵入することによって起こるんですね。触るのはクリトリスだけだし…なんてクリちゃん派も、ちょっと場所が下がればそこは尿道口。リスクは少しでも下げておきたいので、ムラッと来たら即刻!手を洗いに行ってください。

2.女性器周辺を洗う

何度もトイレに行ったり汗をかいたりして普通に過ごした後のデリケートゾーン周辺には雑菌が繁殖しています。そのままオナニーを始めると、自分の手で尿道口に雑菌を押し込むことに…!膀胱炎にかかる原因です。これを防ぐには洗浄するしかありません。

デリケートゾーン用の石鹸があればベスト。必要な常在菌まで落とす事なく、沁みる事もなく、清潔に保てます。(膣内まで洗う必要はありません)

いちいちお風呂場に行くのが面倒な方はビデでも代用できますが、水流の勢いを強くしたり、お尻洗浄用などピンポイントで水がかかる機能を使ったりするのはNG。逆に周辺の菌を尿道に押し込むことになり、膀胱炎の原因を作ってしまいます。

あくまで肌の表面を洗い流す本来のビデ機能を使ってくださいね。また、同じことがシャワーを使う時にも言えます。最初はシャワーヘッドを下向きにして伝う水で洗い流すのが正解。ヘッドを上向きにして尿道口に直接当てるのは避けてくださいね。

<オナニー後>

1.すぐにトイレに行く

一度経験するか、人から聞かない限りなかなか思いつかないのがこちら。オナニーの後すぐにおしっこをする、というものです。実はこれが膀胱炎を防いでくれる大事な行動になるんですね。

前もってシャワーしても、手を洗っていても、ちょっとした行動で思わぬところから雑菌が付着する可能性は充分にあります。すると尿道口から侵入した菌が上がっていって、膀胱炎になってしまうんですね。

でもオナニーが終わった後すぐにトイレに行っておしっこをすれば、入りかけていた雑菌が尿と一緒に外に押し出されます。簡単なのにかなり効果的。一人エッチやセックスの後にぜひ癖付けてほしい行動です。

ちなみに女性の尿道が男性と比べてかなり短いことをご存知ですか?そのせいで侵入した細菌がすぐに膀胱までたどり着く→膀胱炎にかかりやすいのは女性、というワケです。オナニーの後、すぐにトイレに行かなければいけない理由、お分かりいただけたでしょうか。

2.シャワーでサッと洗い流す

セックスと違ってどうせ自分の愛液しかついてないし…と思われるかもしれませんが、オナニーが終わってそのままパンツを上げることなかれ!

オリモノも含めた分泌液は、出た瞬間はキレイでも放置することで雑菌の繁殖を助けたり、蒸れて臭いの元になったりするんです。だからそのうち乾くでしょ…と放置するのはNGなんですね。

オナニーの後は拭くだけではなく、ぬるま湯でサッと洗い流すのが理想的です。ちなみにこの時は石鹸を使う必要はありません。オナニーの前に一度石鹸を使っている→洗いすぎは膣の自浄作用を弱めるので、かえって感染症の原因を作りかねないからです。

また、洗った後はしっかり水気を拭き取ってから下着をつけてくださいね。

<その他>

グッズはコンドームを被せて使う

オナニーでグッズを使っている場合、膀胱炎はもちろん、カンジダを引き起こす原因もおもちゃが作り出すことがあるので要注意です。

ローターやバイブって、たとえしっかり洗っても保管している間にいろいろな雑菌が付いてしまいます。モノがモノだから通気性を保ちながら清潔に保つのが難しいんですよね…。そもそもグッズの種類によっては水洗いが難しいものもあります。

その点、コンドームは使う直前に封を切りますし、使い捨てなので衛生的には一番安全というワケです。オナニーする度に「膀胱炎になるんじゃ…」とビクビクしたり、カンジダになって婦人科にお世話になったりするのは嫌ですよね。

ネット通販で探せば値段も種類もピンキリなので、アナタが選びやすいものもきっとあるはずですよ!

おわりに

気を付けていても膀胱炎にかかってしまう事はあります。排尿時の痛み、残尿感、頻尿、普段のおしっこと違うニオイなどに気が付いたら、安静にして、とにかく水分をたくさん摂って菌を外に流しましょう。

「もしかして癖付いた?」と感じるようなら完治していない可能性もあるので、婦人科や泌尿器科を受診してくださいね。

カラダ

(ライター/ユキ)