知らなかった!オーラルセックスでも性病に…!恐ろしい病気6つ!

セックスでは必ずコンドームしてるから性病は大丈夫!と思っているアナタ。実はオーラルセックス(フェラ・クンニ)でも移る病気がたくさんあるんです。

しかも、放っておくと命の危険がある病気も…!ここで目を逸らすか逸らさないかが、運命の分かれ道かもしれません。

1.淋病

オーラルセックスで移る性病の中で一番多いのが淋菌感染症。淋菌は風俗で働いている女性の喉に生息している事が多く、厄介なことにほとんどの場合で無症状なので本人は無自覚です。

ですから、一度でも風俗にいってオーラルセックスをされた事がある男性のペニスを口に含んだ場合、アナタも性病に感染している可能性が十分にある事になります。そしてアナタも気づかないうちに他の人に移しているかもしれません。

先ほども言いましたが、咽頭に感染した場合ほとんどが無症状。少しの痛みや発熱がある場合もありますが性病検査以外で発見する事はまず不可能なんです。

また、オーラルセックスで感染していた場合は性器に感染している場合もあります。淋菌性膣炎を放っておくと不妊の原因になる可能性もありますし、性病にかかったまま妊娠・出産すると子どもに移ったり、先天性の奇形が発生することもあります。

2.クラミジア

淋病と同じく、オーラルセックスで最も移りやすい性病がクラミジア。感染力が高く、性器からのど、のどから性器…だけでなく、なんとディープキスでも移る病気です。

のどが腫れたり発熱したりする事がありますが、症状が軽く、風邪と勘違いしやすいのが難点。感染者が増えている病気ですね。こちらも風俗で働く女性が感染している確率が高く、一回の性行為で移る可能性も十分にあります。

怖いのは、性病にかかったペニスをオーラルセックス(フェラ)した→あなたの喉に移る→ディープキスでパートナーの喉に移る→オーラルセックス(クンニ)される→アナタの性器に感染するという事も十分あり得ること。

クラミジアが進行すると不妊の原因になりますし、その他の性病「淋菌」「C型肝炎」「HIV(エイズ)」にかかりやすくなります。少しでも心当たりがあればすぐに婦人科を受診しましょう。

3.ヘルペス

ヘルペスには口や顔にできる1型と性器にできる2型があって、後者は口に移る事はないと考えられていました。それがオーラルセックス(フェラ・クンニ)をする人が増えて、性器から口に、口から性器に移る性病になったんです。

潜伏期間は数日~一週間くらい。口に感染していれば口の周りに痛み・痒み・熱っぽさを感じます。その後2ミリくらいの水疱(すいほう)がたくさんできます。

また喉に移っていた場合は、口の中や喉に水疱ができたり、ただれたりします。そして酷い口内炎、激しい喉の痛み、発熱、頭痛などが症状として現れます。

ヘルペスの酷いところは一度感染すると体内から排除できないこと。普段は症状が治まっていても、ストレスを感じたり免疫が下がった時、生理の時などに再発してしまうんです。

4.梅毒

この病気は唇や口腔内にも現れるのでオーラルセックスで感染します。フェラをすれば口に移る可能性、クンニされれば性器に移る可能性があります。症状は3週間くらいの潜伏期間があった後、大陰唇や小陰唇(ヒダ)の部分に固いしこりができます。

このしこりの怖いところは痛みがない事。しかも自然に吸収されて忘れ去られてしまう事です。

そしてその後は全身に広がって、3ヶ月ほど経つ頃には手の平や足の裏を中心に発疹が出ます。この時期に発熱や頭痛、関節痛、体のだるさが現れることもあります。また母子感染もします。

死に至る恐ろしい性病として知られてきた梅毒…抗生物質が出回り治療ができるようになりましたが、言うまでもなく早期の発見が大切な性病ですね。

5.B型肝炎

女性がオーラルセックス(フェラ)で移る性病の中で一番怖いのがB型肝炎。B型肝炎は感染力がとても強く、ディープキスでも移るほど。

淋病やクラミジアは治療すれば治る病気ですが、この病気が特に怖い理由は急性肝炎を起こせば入院、さらに悪化すれば死に至る可能性もある事です。

潜伏期間は1~2ヶ月くらい。症状は体のだるさ、発熱、食欲がない、濃い色のおしっこが出る…などです。感染者の半数以上は症状が出ないまま自然に治るそうですが、母子感染もするので、心当たりが少しでもあれば出産時には検査した方がいいでしょう。

6.HIV

オーラルセックスで感染する確率はとても低い…けれども可能性が0ではないのがHIV。数年かけて進行していくうちに免疫力がだんだん弱くなって、ちょっとした菌やウイルスで病気にかかるようになります。エイズの発症ですね。

HIVは粘膜感染し、2~4週間で発熱、喉の痛み、だるさ、筋肉痛などインフルエンザのような症状が出ることがあります。そしてその後数年~10年くらいは症状が現れないのがHIVの怖いところ。その間も免疫力はどんどん下がっているんです。

不治の病、死に至る病気として恐れられてきたHIV・エイズですが、治療法は進歩しています。いまや発症前に早期発見できればエイズ発症を抑えられるんです。

ほんのちょっとでも不安があるアナタ。保健所にいけば無料・匿名で検査をしてもらえます。怖くて仕方ない気持ちがあると思いますが、早期発見しか助かる道はありません。

おわりに

いかがでしたか?“コンドームをしてれば性病は予防できる”と思われがちですが、オーラルセックスによる性病は増え続けています。不特定多数の相手と関係を持ったり、パートナーが風俗に行った可能性がある場合はとにかく早めに検査をしましょう。

カラダ

(ライター/ユキ)