イライラ・食欲…辛いPMSの改善方法!生理前を楽にする条件4つ!

イライラ、食欲、頭痛…毎月やってくる辛いpms。自分でコントロールできなくなって、周囲にあたってしまったり食べ過ぎたり。後から後悔することも多いですよね。

今日はそんな生理前の辛さを改善する方法をご紹介します。自分に合った方法が見つかればかなり楽になりますよ!

1.規則正しい生活をする

どこかで聞いた…と聞き流さないでください!pms改善には心身のバランスを整えて安定させる事が本当に大切なんです。特に生理前になるとイライラしたり情緒不安定になったり…と精神面でお悩みのあなた。睡眠時間が不規則になったりしていませんか?

不規則な生活・睡眠不足はイライラを悪化させる原因です。また、思考力が落ちてどんどんネガティブな考え方に…。カギは0時前に寝るというリズムを作ることです。そして日中はよく日光を浴びるようにしましょう。

太陽の光を浴びると脳内でセロトニンという物質が増えます。セロトニンは精神を安定させる役割を持った重要な物質。コレが不足するとうつ病にかかりやすくなるとも言われているんです。

また、朝に太陽の光をちゃんと浴びておくと夜には睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌が高まります。ぐっすり眠れるようになればpms改善にまた一歩近付きますよ。

2.食べ物でコントロールする

大豆イソフラボンを摂取

納豆、豆乳、豆腐、油揚げなどの大豆製品には大豆イソフラボンが多く含まれています。女性ホルモンの代表“エストロゲン”と似た働きをするこの成分の摂取はpmsの改善に有効な方法。

というのも、生理前にイライラしたり精神的に不安定になる理由の一つには、周期的にこのエストロゲンの分泌が減少する事も含まれているんです。日頃から女性ホルモンの分泌を増やして安定させることは必ずpms改善に繋がりますよ。

さらに嬉しいことに、これらの大豆製品は精神を安定させる“セロトニン”、睡眠の質を上げる“メラトニン”を作る“トリプトファン”も多く含んでいるんです。

食生活でそんなに変わるわけ…なんて侮ってはいけません!私たちは口から取り入れる食べ物から体を作っているという事をお忘れなく。

ビタミンB6・ビタミンC・カルシウムを摂取

これらの成分の摂取もpms改善方法の一つ。特にビタミンB6は精神を安定させてくれる効果を持っています。しかも女性ホルモンの働きを助けてくれる嬉しい作用も!にんにく、牛レバー、まぐろ、カツオなどに多く含まれていますよ。

また、イライラや不安感を緩和してくれるビタミンCやカルシウムの存在も忘れてはいけません。ビタミンCは抗ストレス作用を持つホルモンの分泌を促進してくれるんです。赤・黄ピーマン、アセロラジュース、芽キャベツなどに多く含まれていますよ。

そしてカルシウムは不足すると神経が過敏になるのでpmsを悪化させます。桜エビ、チーズ、しらす、油揚げなどで効果的に摂取できますよ。ちなみにチーズ、牛乳、豆乳などの乳製品はセロトニンを生成するトリプトファンも多く含んでいるので一石二鳥です!

カフェイン・糖分を控えめに

コーヒーや紅茶、栄養ドリンクなどに入っているカフェイン。眠気覚ましと言えばコレ!という感じですよね。そのイメージ通り、カフェインには交感神経を無理やり働かせる効果があります。という事は…pmsのイライラを加速させる可能性があるんですね。

実は自律神経がうまく働かない方や、うつ傾向の方は摂取しない方がいいとも言われる成分。生理前はこの状態に似た症状が出ているので、控えめにするに越したことはないでしょう。

また、生理前やストレスを感じた時は甘いものが無性に食べたくなりませんか?適度な糖分脳のエネルギーになりますが、摂りすぎは低血糖を招いてイライラを加速させる原因。食べ過ぎをちょっと気を付ければpms改善に繋がりますよ。

 3.漢方を服用する

生理前が辛いなら、婦人科で漢方を処方してもらうのがオススメです。pmsの改善方法にはピル…と言われる事もありますが、ピルによる月経痛やpmsの改善は“する事もある”というもの。

あくまで避妊と生理周期のコントロールのための薬で、ほかは副効用にすぎません。特効薬のようなイメージがあるかもしれませんが、必ず効くワケではないんですね。

吐き気などの副作用や飲んでいる間は妊娠できない事、血栓症、心筋梗塞などのリスクも考えると、効き目はゆっくりでも漢方の方が女性に優しいと言えるでしょう。

ちなみに、pms改善に効果があると言われる漢方は数種類あります。体質によって処方が変わってくるので、婦人科で一度相談してみてください。自分に合った漢方が見つかればきっと楽になるはずですよ!

 4.入浴・ストレッチでリラックス

生理前になると精神が不安定になる原因。これには神経が過敏になって緊張状態になる事も関係しています。少しでも辛さを和らげるためには副交感神経を高めてリラックスするのが効果的ですよ。

簡単にできるリラックス方法は、ぬるま湯にゆっくり浸かる事とストレッチです。38度~40度のぬるま湯にゆっくり浸かると副交感神経が働くようになるんですね。体を温める事でpmsの症状である腹痛や腰痛もかなり楽になりますよ。

また、じわじわと筋肉を伸ばすストレッチにもリラックス効果があります。お風呂上がりで体が柔らかくなっている時がオススメです。

おわりに

いかがでしたか?pmsの改善方法は地道な毎日の積み重ねが基本。生活のリズムや食生活を改善すれば早くて1週間ほどで体の変化を感じますよ!少しずつでも今から意識してみませんか?

カラダ

(ライター/ユキ)