ノンセクシャルな彼氏と付き合う!起こりうる事・必要な覚悟って?
彼氏がノンセクシャルだということが発覚。
きっと、大きな衝撃を受けられたことでしょう。
彼氏のことを好きな気持ちはあっても、どうしたらいいのかわからない…というのが正直な気持ちではないでしょうか。
そこで今日は、ノンセクシャルの男性と付き合うことで起こりうる事や、必要な覚悟についてご紹介したいと思います。
自分の気持ちを見つめなおす機会に役立ててくださいね。
1.求められたい時に求めてもらえない
アナタがごく普通の感覚をお持ちなら、無性に求めたい気持ちになることも、求められたいという欲求が湧くこともあるはずです。
そして、人間ですから、この先も必ずそういった欲求が湧くでしょう。
好きだからこそハグしたい、キスしたい、その先も…と思うのは、当たり前とも言える感覚です。
ですが、彼氏がノンセクシャルである以上、それは叶いません。
わかっていたつもりでも、欲求を感じては一人で抑え込む…という事を繰り返していると、寂しさや虚しさを感じたり、自分の存在する意味がわからなくなってしまったり、欲求不満で辛くなってしまったりするでしょう。
果ては彼氏のことが好きなのかどうか、わからなくなってしまう可能性も否定できません。
もしその時点で結婚していれば、離婚という二文字が頭をよぎるかもしれません。
ご存知かもしれませんが、性的不満は離婚原因としてよく挙げられるからです。
アナタが辛い思いをするのはもちろんですが、そんなアナタを見ているカレも、きっと辛い思いを抱えることでしょう。
人間も動物です。
長い人生、一般的な感覚を持つ人にとっては、心の繋がりを保つために体の繋がりが必要な局面もあると言わざるを得ません。
しかし、それが叶わないために、繋がっていたはずの心が、紡いだはずの絆が緩んでほどけてしまう事は、残念ながら珍しくないのです。
ノンセクシャルである彼氏とずっと一緒にい続けようと思ったら、並々ならぬ覚悟が必要だと言えるでしょう。
2.子供を諦めなければいけない可能性がある
付き合っていった先に彼氏との結婚を見据えているのなら、避けては通れないのが、子供をどうするのか、という問題です。
これは人生を左右する問題ですから、真剣に、お互いが納得できるまで話し合う必要があるでしょう。
一言でノンセクシャルといっても、いろいろな人がいます。
「子作りの時だけ我慢してセックスする」という人もいますし、「セックスは絶対に無理だから子供は諦めてほしい」という人もいます。
前者の場合は救いがあるように感じるかもしれませんが、いざ、その時になってみたら、「カレは本当はしたくないのに我慢して私とセックスしてるんだ」という考えが浮かんで、辛くなってしまう可能性は低くありません。
さらに、現実的な話、一度や二度のチャレンジですんなり子供ができるとは限りません。
そうなった時、はたしてノンセクシャルの彼は繰り返されるセックスに耐えられるのか…という問題が生じます。
仮に、カレが苦痛に耐えながらなんとか子作りを繰り返したとしても、今度はそんなカレを見ているアナタの心が平常心を保てるか…という問題も出てくるでしょう。
カレを苦しめてまで子供を作ることが正しいのか、自信がなくなってしまうかもしれません。
つまり、ノンセクシャルの彼氏との結婚を考えるなら、子供を諦める未来を覚悟する必要があると言えるでしょう。
3.欲求不満に耐えられなくなる可能性がある
性欲は、人間が感じて当然の欲求です。
アナタに普通に性欲があるのなら、一向に解消されることのない欲求にいつか耐えられなくなってしまう可能性があります。
ノンセクシャルの彼氏と一緒にい続けるためには、恐らく「セックスは無理」という彼氏を優先させることになるでしょう。
ですがそれは、これからアナタが我慢をし続けていかなければいけない、ということを意味します。
この先の長い人生ずっとです。
結婚してしまえば、他で解消するわけにもいきません。
普通に性欲を感じる人にとって、これは想像以上に辛いことなのではないでしょうか。
好きな人と抱き合えない虚しさを感じずにはいられないでしょう。
とはいえ、いろいろなカップルの形がありますから、例えばカレとの間で「外にセフレを作ってもOK」という話になれば、性欲解消はできるかもしれません。
ですが、それはそれで、今度はセフレに情が移ってしまわないか…という問題が出てきてしまいます。
他に挙げられる手としては、女性用の風俗を利用する、一人エッチをする、といったところでしょうか。
いずれにせよ、平坦な道ではありません。
彼氏のことが好き、その気持ちは本物でしょう。
ですが、ノンセクシャルの人との結婚を見据えるなら、現実的な問題に目を向けなければいけません。
自分の生理的な欲求について真面目に考える必要、腹を割ってとことん彼氏と話し合う必要があるでしょう。
4.自分の存在意義がわからなくなる可能性がある
ノンセクシャルにもいろいろな人がいるのをご存知でしょうか?
手を繋いだり、ハグをしたり、キスをしたりするのも無理…という性嫌悪の特徴をあわせ持った人もいれば、(他人とする)セックスだけが無理、という人もいます。
また、性欲自体がない人もいれば、性欲は普通にあって、自己処理(オナニー)はするという人もいるんです。
その場合、ノンセクシャルでもAVは平気という場合もあります。
ただし、どんな場合であっても確定しているのは、「他人とはそういう行為をしたくない」ということになります。
今挙げた中で一番辛いのは、AVを見てオナニーはするのに、セックスは無理…というパターンではないでしょうか。
ノンセクシャルで性欲がある以上、仕方のないことなのかもしれませんが、パートナーであるアナタは、自分の存在意義がわからなくなってしまうかもしれません。
また、普通に性欲を感じる人がノンセクシャルの人の気持ち・感覚を100%理解するというのは、残念ながら難しいものです。
ただでさえ、好きな人が自分と同じように欲求を抱いてくれないという現実は精神的に辛いものです。
心のどこかで受け入れられなくても無理はありません。
問題は、そんな風に彼氏を受け入れられない自分、理解できない自分、「彼氏がノンセクシャルじゃなかったら…」とつい考えてしまったりする自分を、将来嫌悪してしまう可能性があることです。
また、彼氏と違って性欲を持て余す自分を恥ずかしく感じたり、汚れていると感じてしまったりと、アナタが自己否定することに繋がってしまう可能性もあります。
ノンセクシャルの彼氏と付き合っていく事は、様々な面で精神力を試されると言っていいでしょう。
5.治療やカウンセリングで治るものではない
生まれながらのノンセクシャルの場合、”もともとそう”という性質であって、病気なわけではないので、治療やカウンセリングで治るということはありません。
つまり、彼氏の感覚はこの先何も変わらない、という事を覚悟する必要があるのです。
ただし、過去に明らかなトラウマがあって、それが原因で他人との性的な接触を嫌悪するノンセクシャルになってしまった…という場合は、治療やカウンセリングによって変化する可能性があります。
大事な部分なので、まずは彼氏の話を詳しく聞く必要があるでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
ノンセクシャルの彼氏と付き合うにあたって、起こりうる事や必要な覚悟についてお話ししました。
女性は、お付き合いの延長線上に結婚を意識する人が多いものです。
人生設計に関わりますので、「好き」という気持ちだけを優先させるわけにはいかないこともあるでしょう。
よく考えて、彼氏ともよく話し合ってください。
自分にとって何が大切なのか、ベストな答えが見つかりますように。