いいセックスとは?男と女で違う?それぞれ重視するポイントを解説!
突然ですが、最後にしたセックス…良かったですか?
いいセックスができると、終わった後もしばらく満足感が続いて幸せな気分に浸れますよね。
ところで、いいセックスとは一般的にどのような場合に当てはまるものなのでしょうか?
男性と女性、それぞれの場合に分けてご紹介したいと思います!
男性にとってのいいセックスとは?
1.「女性を気持ちよくさせた」と実感できるセックス
「あなたにとって、いいセックスとは?」と男性に聞くと、いろいろな意見が出てきます。
が、総合すると、相手の女性がめちゃくちゃ感じてくれたり、イったり潮吹きしてくれたりするセックスへの満足度は断トツであることが見えてきます。
どうしてだと思いますか?
それは、ひとえに承認欲求が満たされるからです。
承認欲求ってご存知ですか?
”人間の5つの基本的欲求”に含まれる、「他人に認められたい」「褒められたい」という欲求のことです。
今回の場合は、女性を気持ち良くさせたと実感する→自分のテクニックが認められた気分になって満たされる、ということですね。
女性に「すごく気持ち良かった」と言われれば、彼らは当然喜びます。
ですが、男性のほとんどは「女性をイかせたい」と思っています。
ですから、本音を言えば、女性がイったり潮吹きしてくれたりすると、本当の意味で満たされるわけです。
承認欲求を抱えながら、達成感も求めているということですね。
つまり、男性にとっていいセックスとは、精神的な満足度が高いセックスだということになります。
セックスって肉体的な気持ちよさが重視されていそうなイメージがあるので、少し意外に思われたかもしれませんね。
2.興奮するセックス
男性にとってのいいセックスとは、”興奮”というキーワードと切り離せないものです。
この”興奮”というのはくせ者です。
アドレナリンなどのホルモンの分泌を促しますし、中毒性を持っているので、まるで麻薬のように人を魅了します。
「もう一回あの感覚を味わいたい…!」と気持ちが掻き立てられるんですね。
絶叫好きの人間が何度もジェットコースターに乗りたくなるのも、興奮が作用した結果だと言えるでしょう。
セックスにおいても同じです。
「めちゃくちゃ興奮した!すべてを出し切った!」と感じるようなセックスは満足感が強く、”いいセックスだった”という感覚が残りやすいんですね。
もちろん、「またしたい」と感じることにも繋がっていきます。
やっぱり、男性にとっていいセックスとは、精神的な満足度が高いセックスだと言えるわけです。
「じゃあ、興奮できれば体は気持ちよくなくてもいいの?」と思われたでしょうか。
実はこれが一番重要なことですが、興奮していると、肉体的な快感が爆上げされるんです。
極端に言うと、「心が冷めた状態で、超絶テクニックで愛撫される」というシチュエーションよりも、「めちゃくちゃ興奮した状態で、普通のテクニックで愛撫される」というシチュエーションのほうが気持ちよく感じるということですね。
男性にとって興奮しないセックスはかったるく、いいセックスとは程遠いものです。
ペニスに刺激を受け続ければ射精はしますが、満足度は低いのです。
いいセックスとは心でするもの…と言ったりしますが、女性だけでなく男性にも当てはまるということですね。
3.通じ合っている感覚が得られるセックス
男性といっても、本当にいろいろなタイプがいます。
「エロいのが一番!興奮できなきゃセックスじゃない」という男性もいますし、「好きな女性と通じ合ってる感じが大事」という男性もいます。
後者の男性にとってのいいセックスとは、キスや呼吸、雰囲気や盛り上がるタイミングが合う、フィーリングや空気が一体化しているのが感じられる。
そんなセックスだと言えるでしょう。
経験したことがないとイメージが難しいかもしれませんが、今ご説明したような条件に当てはまると、本当に”二人だけの世界”という言葉がピッタリな感覚に陥るんです。
一度でもそんな経験をしたことがある男性は、並の行為ではいいセックスとは感じられなくなってしまうかもしれませんね。
女性にとってのいいセックスとは?
1.求められていると感じるセックス
女性の場合も感じ方は様々です。
が、多くの女性が共感できるいいセックスとは、「求められている」と感じるセックスなのではないでしょうか。
女性は、言葉はもちろんですが、男性の目、息遣い、手つき、腰使い、発する雰囲気などから、相手がどれくらい興奮していて、どれくらい自分を求めているのかを感じ取ることができます。
特に、興奮しているが故の荒々しい動き、相手の余裕の無さなどを感じた時に求められていると感じて、嬉しくなったりスイッチが入ったりする傾向がありますね。
「求められたい」というのは当然男性にもある欲求ですが、女性の方がより強く抱いていると言えるでしょう。
わかりやすい例として、女性からは「たまには激しくされたい」「押し倒されたい」「襲われたい」「奪われたい」といった言葉がよく出てきます。
女性にとってのいいセックスとは、共通で備わっているこの基本的な感覚が満たされるセックスだと言えるのではないでしょうか。
2.愛情や安心感が得られるセックス
愛情と安心感があること。
女性にとって、セックスになくてはならない要素だと思いませんか?
両方とも感じられるに越したことはありませんが、少なくともどちらかは感じられないと、いいセックスとは言えないはずです。
相手から愛情を感じない、安心感もない…そんなセックスはできればしたくないですもんね。
体位を選ぶ基準にもわかりやすく表れています。
と言うのも、女性の大半は正常位を好む傾向があるんですね。
その理由は、「安心するから」「顔が見えるから」「キスできるから」といったものが挙げられます。
女性が安心感や愛情を大事にしていることがわかりますよね。
痛みがあったり大して気持ち良くなかったりと、肉体的には決していいセックスとは言えなくても、彼氏に愛されていると感じると心は満たされる…。
現実的には、心も体も大満足!というセックスより、今言ったような微妙なラインのセックスのほうが多いと思います。
愛情や安心感さえあれば気持ちよくなくてもいい…というわけでは決してなく、男と違ってこすれば出る単純なカラダではありませんよ~。
なので、せめて愛情や安心感、気遣いを見せてくれたら、「いいセックスだった」と感じる寛大さを持っていますよ~。
…と、そういうことですよね。
3.イける/痛みを感じないセックス
最後にご紹介する、女性にとってのいいセックスとは…ずばり、イけるセックス、あるいは痛みを感じないセックスです。
…これは他とは比べものにならない切実な条件だと言えますね。
性交痛を感じている女性は決して少なくなく、「セックスでイけない」と悩む女性も山ほどいるからです。
女性にとっていいセックスとは、愛情や安心感、求められていると感じられることが条件になります。
ですが、もし、これらの現実的な問題が解消されるとしたら…
今までの話とは別の次元で、即いいセックス認定しちゃいますよね(笑)
おわりに
いいセックスとは…というテーマでご紹介してきました。
男性と女性、それぞれにとってのポイントを分けてご紹介しましたが、ふたを開けてみれば「どちらにも共通する」と感じていただけたのではないでしょうか。
興奮するセックス、彼氏が感じているのがわかるセックスは、女性にとってもいいセックスだと言えますもんね。
その逆、男性の場合も然りです。
つまり、ご紹介した要素をクリアすればするほど、二人にとって満足度の高いセックスになるというわけですね。