まさか!ディープキスで性病が感染!?うつる可能性がある病気7つ!
セックスでは「気をつけよう」と意識する性病。でもオーラルセックスでも、まさかのディープキスでも感染する可能性がある…ってご存知ですか?
キスくらいなら気軽にしちゃう!というアナタ。はたしてこの事実を知った後も同じ行動ができるでしょうか…?
1.口唇ヘルペス
単純ヘルペスウイルスの1型が原因となる口唇ヘルペス。唇の周囲に水ぶくれができて痛みや痒みを伴います。性器にうつると性器ヘルペスという性病になるウイルス性の感染症ですね。
感染力が強いので、粘膜同士が触れ合うディープキスはもちろん、患部に触った手から、またはタオルを介して…と人から人にうつります。日本人の7割ほどが感染しているとも言われるこのウイルス。残念なことに、一度体内に入ると排除できません。
ストレスがある時や風邪をひいた時、生理前など、体の抵抗力が落ちると症状が出て再発を繰り返します。相手に水ぶくれがある時は特に注意。ウイルスの量が多い状態なので簡単に感染します。ディープキスはもちろん、頬ずりなど患部に触れるのは避けましょう。
また唾液などの体液にもウイルスが含まれている可能性があり、口腔内の小さな傷からもうつるので、「キスくらい大丈夫!」なんて軽い気持ちは見直した方がいいですよ。
2.梅毒
梅毒の原因となるのは梅毒トレポネーマという菌。唇や口腔内、唾液などの病変に含まれていて感染力が強いので、ディープキスでもうつる可能性があります。
クンニリングスやフェラチオなどのオーラルセックスで性器から口、口から性器…とうつっていく病気でもあります。粘膜や小さな傷から感染して、血液に乗って全身に広がるこの性病、一昔前は不治の病と恐れられていました。
現在は抗生物質によって治療が可能ですが、実は近年また感染が拡大しています。梅毒、なんて聞くと自分とは関係ない遠い病気をイメージするかもしれませんが、病変があればディープキスでもうつる身近な存在だったんですね。
簡単にできるキスですが、粘膜同士を合わせるって想像以上に危険な行為です。甘く見てはいけません。不特定多数とは控えるのが吉ですね。症状が出ない場合もあるので、いつの間にか感染していた…なんて恐ろしい事もありえますよ。
3.B型肝炎
HIVの何十倍もの強い感染力を持つB型肝炎。ウイルス性の性病で、唾液にもウイルスが含まれています。量は少ないと言われていますが個人差アリ。中には1回のディープキスでB型肝炎に感染し、熱が下がらず入院した…という女性もいます。
また、口の中に傷があったり出血していたりすると感染の可能性は一気に上がります。これにかかると肝炎という名前の通り、肝臓の働きが悪くなったり、慢性化すれば肝硬変・肝臓がんのリスクも…。
本気でもない火遊びのキスでこんな性病をうつされたらたまりません。軽い気持ちでキスした相手がどこでどんな人と、何をしていたかなんてわかりませんよね。不特定多数との行為はどうしてもリスクが高くなる事を覚えておいてくださいね。
4.淋病
淋菌が原因で感染する性病、淋病(淋菌感染症)。病原菌は風俗などで働く女性の喉に生息している事が多く、男性がフェラチオされてうつる…というのがよくある経路です。が、感染した人と粘膜同士が触れ合う事でもうつります。
つまりディープキスでも可能性がないとは言えないんですね。しかも怖いことに、喉に感染した場合のほとんどが無症状。そのままキスすればまた別の人にうつるかもしれません。
仮に浮気してうつった淋病が彼氏にもうつり、クンニされれば性器に感染する可能性も出てきます。たかがキス、と甘く見たせいでこんな性病をうつされたらと思うと…これからは気を引き締めて行動したいですね。
5.咽頭クラミジア
日本で一番感染者数が多い性病、性器クラミジア。フェラチオやクンニリングスなどのオーラルセックスで喉にもうつります。これが咽頭クラミジア。感染力が強いので粘膜同士が触れ合うディープキスだけでもうつってしまうんですね。
喉なら症状が出ない事も多く、あっても痛みや腫れ、発熱が起こるくらい。ですが、例えば浮気のキスで感染、彼氏の喉にうつしてからクンニされれば性器に飛び火します。もちろんアナタがフェラした場合は彼のペニスにうつしてしまいます。
ディープキスとはいえ、それだけなら浮気とはまずバレない行為ですが、こんな性病のリスクがあるとなるとやっぱり控えるべきでしょう。
6.ヒトパピローマウイルス(HPV)
良性の場合で尖圭コンジローマという性病、悪性の場合は子宮頸がんの原因になるウイルスとして知られるヒトパピローマウイルス(HPV)。主にセックスやオーラルセックスで性器や喉にうつる性病ですが、粘膜を通じてディープキスでも感染する可能性があります。
そしてHPVが喉にうつると、口腔がんや咽頭がんを引き起こす可能性があると言われているんです。このリスクは他の性病と同じで生涯関係を持つパートナーの数が多ければ多いほど上がります。
もしうつっても治療すればいいや…と軽く考えていると、思わぬ大惨事を招いてしまうかもしれません。
7.エイズウイルス(HIV)
放置しておくと時間をかけて人間の免疫力を低下させ、エイズ発症の原因となるヒト免疫不全ウイルス=HIV。このウイルスは保持者の血液や精液などの体液に含まれ、粘膜や傷口に接触する、などで感染の可能性が出てきます。
感染力はそれほど高くないHIVですが、ディープキスをした時にたまたま口内が炎症を起こしていたり、傷口があって出血があったりすると危険度が上がってしまうんですね。
他の性病に比べると確率はかなり低いですが、0とも言い切れないHIV。たかがディープキス、されどこんな可能性も含むキス…自分を守るためにも気を引き締めたい話ですね。
おわりに
いかがでしたか?自分が辛いだけでなく、母子感染する事も考えると絶対に避けたい性病。ディープキスは決まったパートナーとの間だけで楽しみたいですね。