夫の不倫で離婚!それとも再構築?別れを決める前に考えたいこと5つ
夫に不倫をされた・・・信頼していた家族に裏切られて、頭の中によぎるのは「離婚」の2文字。他の女性を抱いた旦那なんて、今すぐ別れたくなりますよね。でもちょっと冷静になって踏みとどまりましょう。
即離婚するか、それとも再構築するのがいいのか?迷う心もあると思います。別れる前に考えるべきことをまとめてみました。
1.離婚は感情論よりも理性で考えて
結婚生活に大切なのは愛と信頼です。ですので、不倫した夫はそれをすべて裏切ってしまったわけで、「もう夫と別れてしまいたい!」と思うのはとても自然な感情です。とは言え、結婚生活は感情だけで維持するものでもありません。
婚約届を提出した時点で、「しっかりと家庭を築いていきます」と社会に宣言したようなものです。結婚は恋愛の延長というよりも、会社を経営するような感覚に近いかもしれません。感情論に頼っていてはいつか崩壊してしまう日がきます。
今すぐ別れてしまって、あなたが本当に後々幸せになれるのか?気持ちの問題だけではなく、お金や子供のことも総合的に考えて、離婚するのとしないのとどっちが建設的なのか、冷静に考えてみましょう。
2.離婚の前に別居という選択肢もある
夫に浮気されたら、感覚的に「もう顔も見たくない!」という気持ちもあると思います。ですがその勢いで離婚してしまっては後で後悔することになるかも。家庭の問題で必要なのはまず冷静になることです。
とは言え不倫した夫の顔を毎日見ていたら、冷静になるのも難しいでしょう。まず別居をして夫と離れることをオススメします。可能であれば実家に逃げ込むのがベストですが、難しければマンスリーマンションを契約する方法もあります。
別居の出費が気になりますが、そのお金は当然旦那や義両親に請求していいものです。毅然とした態度で対応しましょう。その後落ち着いてきたら別居婚を続けるという選択肢だってあるのです。
あなたの精神的な負担を減らしつつ、旦那に結婚の責任を果たさせる方法はないか?考えてみましょう。
3.離婚した後の生活設計はどうする?
できれば1人で落ち着いて考えられる状況で、もし離婚した場合の将来設計を考えてみましょう。共働きで自立した夫婦だったら別れても問題ないかもしれません。でも、結婚を機に正社員の職を離れたり、子供がいる場合は大変です。
一度リタイアしてしまった主婦が再就職するのは本当に難しいことです。不倫した旦那は別れても身軽になるだけなので、あなただけが苦労するというのは割に合わないはずです。心は離れてしまっても、お金のことは請求すべきところはしっかりしましょう。
別れるのは子供が独立するタイミングでも、あなたが就職するタイミングでも、いつでもできます。ですがすぐに夫と別れて社会に放り出されてあなたは本当にやっていけるのでしょうか?まず足場を固めることを考えましょう。
4.もし許すなら今回限り
不倫した夫を許せないと思う一方で、もう一度信じてみたい気持ちもあるかもしれません。裏切られたとしても、やはり一度は愛した旦那です。不倫だってほんの出来心だったのかもしれません。
周りの人は「浮気ものとは別れるべき」と勧めてくるかもしれませんが、一番大切なのはあなたの気持ちです。裏切られても大好きな旦那と別れても後悔しないのか?胸に手を当てて考えてみましょう。
とは言え、心得ておきたいのは浮気ぐせは基本的に治らないということです。「家族を傷つけてしまって、もう浮気なんてたくさんだ」と懲りる人もいるかもしれませんが、根っからの浮気ものならばもう一生治りません。
いくら口で「もうしないから」と言われても信用してはいけません。一回は許すとしても、「もう一度同じことがあったら即離婚」とキッパリ言いましょう。
5.自分や子供の心のケアを最優先する
信頼していた旦那に裏切られると、本当に傷ついてしまいますよね。でも、そんな中で現実的な問題もたくさん舞い込んできて、本当に身も心もすり減る時期だと思います。
一番大切なのは、あなたや子供の心のケアをしっかり行うことです。日々忙しくしていると自分ではなかなか気がつかないかもしれませんが、思っている以上に心が傷ついていることもあります。
旦那と離れて、できればのんびり過ごしましょう。そして必要であればカウンセリングを受けることもオススメします。不倫の悩みは人に話しづらいですが、電話で無料で相談に乗ってくれる不倫や浮気専門のNPO団体もありますよ。インターネットで調べてみましょう。
おわりに
以上、不倫した夫と別れる前に考えたいこと5つでした。いかがでしたでしょうか?本当に旦那の不倫という裏切りは許せないものです。精神的に大きなダメージで「何も考えたくない!」と思ってしまう時もあるかとは思います。
でも勢いで決めてしまっては後で後悔することになります。ここだけ踏ん張る気持ちで、後悔のない選択をしましょう。