演技を「卒業できる」いきやすい体位!本当に気持ちいいセックス8つ
彼氏とセックスする時、本当は「イク感覚」なんて知らないのに、気を遣って演技をしたりしていませんか?実は、多くの女性がオーガズムを諦めたセックスをしているんです。
でもやっぱり、大好きな彼氏とのエッチでちゃんといきたいですよね。そこで、今日は女性がいきやすい体位を8つご紹介します。片っ端から試してみてください。相性の良い方法が必ず見つかるはずです。この機会に演技を卒業しましょう!
1.後背位(バック)/ひよどり越え(四十八手呼び)
①女性は手の平と膝をついて四つん這いの格好になります。
②足を肩幅くらいに開いて、ややお尻を突き出します。
③男性は膝をついた状態で女性の腰、またはお尻を掴み、後ろから挿入します。
④深く繋がる事ができる、「攻められたい気分」の日にお勧めの体位です。
後背位とはつまり、バックの事です。四つん這いでお尻を突き出す事で男性器が奥まで届く事が、女性がいきやすい体位になる理由です。また、四つん這いになる事で膣の締まりがアップするので「奥まで銜え込んでる感」が高いのも特徴です。
この格好は女性の手足が邪魔しないので彼が自由に動きやすく、深く激しくされる事による刺激や雰囲気でいきやすい体位になっています。
足を大きく開くとさらに深くまで彼が入ってくる事が可能になりますよ。ただし、いきなり一番奥を突かれると痛みを感じる事もあるので、最初はゆっくりしてもらいましょう。
この女性が四つん這いの状態から肘を折ってお尻だけを高くつき上げる格好になると、さらに奥の性感帯「ポルチオ」にも届きやすくなります。四十八手で言うところの「つぶし駒掛け」という体位ですね。
激しさや挿入の深さが増すので、体勢を辛く感じない方にとってはよりいきやすい体位と言えるかもしれません。彼があなたのお尻、または腰を掴んで激しくできる格好なので、攻められたい気分の日に選ぶと燃えそうですね。
質問されれば多くの女性が「一番感じる」「いきやすい体位」と答えるのがバック。角度や格好を調節しながら気持ちいいポイントを探してみてくださいね。
ただし、女性器が上付き(お腹側に膣口が寄っている)の方は結合が浅くなりがちです。その場合は肘を折って上体を倒し、お尻だけを突き上げるつぶし駒掛けの体勢をお勧めします。
2.屈曲位/深山本手(四十八手呼び)
①正常位の状態で挿入したまま男性が上体を前に傾けます。
②その過程で女性の足を片足ずつ男性の肩にかけます。その時、ひざの裏を肩に合わせると安定します。
③男性は手を女性の首の脇あたりについて、前のめりの体勢のまま斜め上から腰を使います。
屈曲位とは、正常位の応用の体位です。正常位よりもいきやすい体位と言われているので、詳しくご紹介していきますね。
まず、足を高く上げて彼の肩にかける事で角度がつき、男性器がより奥まで届くようになります。すると、開発さえすれば女性の一番の性感帯になると言われている「ポルチオ」を刺激する事ができるんですね。
ポルチオとは膣の奥、子宮口の入り口の突起の事です。指先で探す場合には「他の膣壁と違う質感」を目印にしてください。
屈曲位はポルチオ、あるいはポルチオに近い奥まで男性器で刺激する事ができるので、膣でいきやすい体位になるんです。さらに足を肩にかけて伸ばしているので、多くの女性がイクのに必要とする「足に力を込める」という動作もしやすくなります。
また、下腹部に力を込めると膣で快感を得やすくなりますが、この体勢ならそれも可能。女性がイクために必要なポイントが揃っている事が、いきやすい体位に選ばれる理由なんですね。
ただし、最初から奥をガンガン突くと痛みを覚える人もいます。慣れるまでは結合部を押し当てながら上下左右にゴリゴリと擦り合わせるイメージで攻めてもらいましょう。
また、必然的にお尻が浮いて腰に負担がかかるので、長時間の姿勢のキープは避けてくださいね。
3.後背位/敷き小股(四十八手呼び)
①女性は足を伸ばしてうつ伏せになります。
②顔は左右どちらかに向けて、手は肘で折って顔の横に置くと楽な姿勢になりますよ。挿入しやすいように、足は少し開いておきましょう。
③男性は女性を跨いで膝をつき、腰を落として挿入します。
④男性の太ももで女性のお尻を挟むようにすると結合部のフィット感が上がります。
通称寝バックですね。こちらも女性にとっていきやすい体位の代表です。主な理由は3つ。1つ目は、安定した格好で足を伸ばせるのでお尻から下半身にかけて力みやすいという点。
イくためには足やお尻に力を込める事が必要になりますが、それが簡単にできるというのがいきやすい体位に共通する秘密です。また、仰向けよりもうつ伏せの方が力を込めやすいという方にももってこいの格好ですね。
2つ目は、お尻に力を込める事で膣の締まりが良くなるので「入ってる感」が高まる事。いきやすい体位には大体、フィット感が良い事が共通しています。
そして3つ目は、感じている顔やイキ顔を彼に見られないので気兼ねなくセックスに没頭できるという点。ほとんどの男性が女性の感じている顔を見たいと言いますが、そんな風に観察されていると思うと気になりませんか?
実は、色々な気がかりがあって快感を得る事に集中できないせいでいけない、という女性が多いんです。そんな気がかりの中の一つを解決してくれる体位がこちらの寝バックというわけです。
いきやすい体位には「安心して集中できる」という心理的な要素も深く関係しているんですね。ちなみに、こちらは膣口がお尻側に寄っている、いわゆる下付きの女性に向いている体位になります。
挿入が難しい、浅すぎて物足りない、という場合は下っ腹に薄めのクッションなどを入れてみてください。お尻が持ち上がるので、いきやすい体位をキープできるはずですよ。
4.騎乗位/時雨茶臼(四十八手呼び)
①男性は仰向けに横たわります。
②女性は男性の腰を跨いで、膝を地面につけた状態で挿入します。
③彼の胸に手をつくか握ってもらって、膣口をこすり付けるように腰を前後させます。上体を前傾させたり後傾させたり、色々な角度で試してみましょう。
バックに負けず劣らず、いきやすい体位として人気なのが騎乗位です。なぜいきやすい体位になるかというと、理由は2つ。
1つ目は、女性が膣内の自分の好きな場所に男性器を調節して当てられるから。膣壁は単なる摩擦では快感を得られないので、男性にやみくもにピストン運動されてもなかなかいけないんですね。
ところが、腰をグラインドさせて自分の感じる場所にぐりぐりと押し付ければ感じる事が可能になります。それで騎乗位がいきやすい体位として選ばれるわけです。
2つ目は、腰をグラインドさせる事で膣口やクリトリスが擦れて、女性がいくための重要な刺激を得られるからです。「膣イキはできなくてもクリトリスを刺激されればイケる」という女性はたくさんいるので、この方法がいきやすい体位として挙がってくるんですね。
試しに、彼の上に跨ったら膝から下を地面にぺたんとつけて(いわゆる女の子座りです)結合部を支点にして前後にこすり付けるような動き方をしてみてください。膣口周辺が擦れるとより快感が増すはずです。
バランスを取るために、手は彼の胸につくか握ってもらってくださいね。こすり付ける動きに飽きてきたら、そのまま彼に激しく突いてもらう事も可能です。
挿入したまま上半身を彼の胸の上に倒せば完成。膝を立ててあなたのお尻を支えれば、彼は腰を突き上げられるはずです。
ちなみに、この女性が上体を倒した騎乗位は四十八手では本茶臼と呼ばれています。彼の上で十分気持ち良くなった後で突いてもらうこの体勢もいきやすい体位なので、騎乗位の際に是非試してみてくださいね。
5.対面座位/茶臼がらみ(四十八手呼び)
①男性が座っている所に女性が乗っかり、跨って挿入します。
②女性は男性の首に手を回し、太ももで彼の腰を挟んだ状態で好きなように腰を動かします。
③男性は女性の腰やお尻を支えて女性の動きを助けます。
対面座位は、彼氏との密着度が高く幸福感が強い上に、オーガズムを感じやすいと女性に人気のいきやすい体位です。対面座位でいきやすい理由は4つ。
1つ目は、女性が上に乗っているので膣内で男性器が当たる場所を調節しやすいという点。騎乗位と共通するメリットです。
2つ目は、結合部が密着しているのでより快感を得やすいというところ。これはいきやすい体位に共通するポイントですね。
上半身を地面に対して垂直に保って、アソコをこすり付けるように腰を前後に動かしてみてください。女性器の入り口周辺とクリトリスがこすれてさらに気持ち良くなれますよ。
3つ目のメリットは、お互いの上半身の角度で挿入の深浅を調節できるというところ。例えば、お互いに後ろに手をついて背を反らせばより深く繋がることができます。さらにその体勢なら彼に激しく突いてもらう事も、あなたが腰を動かす事も可能。
彼のアソコが出入りする様子に視覚的にも興奮できる、いきやすい体位です。ちなみにこのお互いが背を反らした体位は、四十八手では鏡茶臼と呼ばれています。
そして4つ目のメリットは、なんと言っても全身の密着度が高い事。全身で抱きしめられていると感じたり、顔の距離が近かったりすると幸福感を得られますよね。
ディープキスしていると快感が増すという人も多いので、キスが簡単にできるという強みを持った、いきやすい体位になっています。また、対面座位には意外と動き方のバリエーションがあるんですよ。
彼の肩に手をついて腰を前後にこすり付けてもいいですし、結合部を支点として円を描くように腰を回しても◎。彼があぐらをかいた状態でお尻を支えて手伝ってもらえば上下に動く事も可能です。
自分の重みで挿入が深くなるので奥まで気持ち良くなれますよ。色々な角度で試して、相性の良いいきやすい体位を探してみてくださいね。
6.伸長位/唐竹割り(四十八手呼び)
①女性は仰向けになり、挿入が困難にならない程度に両足をくっつけて伸ばします。
②男性は女性の足を跨いで覆い被さり、腰を落として挿入します。
③手は女性の顔の両側につき、上半身斜めの体勢でクリトリスを一緒にこするように腰を使います。
多くの女性に共通していきやすい体位があります。それがこちらの伸長位。仰向けになって足を伸ばせるので、イク前に下半身全体に力を込めやすいというのが理由です。いわゆる「足ピン」ですね。
実は、ひとりエッチで「足ピンしていく癖」がついてしまっている女性が多いんです。そのせいで足を開いていたり曲げていたりする普段のセックスの体位でいけない、と悩みを抱えてしまうんですね。
伸長位はその点をカバーできる、いきやすい体位になっています。また、男性が下半身をこすり付けるようにして動くので、同時にクリトリスも刺激してもらえるというメリットが。
クリトリスはほとんどの女性が直接的な快感を簡単に得られる性感帯。膣イキできない女性はたくさんいますが、クリトリスでならいけるという女性もたくさんいます。
挿入されている状態で、「クリトリスへの刺激さえあればいける」という段階になれば、だんだん体が膣からの快感と混同するようになります。中イキも遠い話ではなくなりますよ。まずはいきやすい体位を試して、セックス中にいくことを覚えましょう。
ただし、伸びた足が彼の動きを妨げるので挿入が浅くなるというデメリットもあります。また、下付きの女性器(お尻側に膣口が寄っている)をお持ちの方や、彼氏のアソコが短い場合は挿入が困難です。
全部で8つのバリエーションをご紹介していますので、相性を考慮して自分たちに合ったいきやすい体位を選んでくださいね。
7.屈曲位/笹舟本手(四十八手呼び)
①正常位の状態で女性の足を一まとめにして膝をくっつけたら、胸に付けるように持ち上げます。
②男性は抜き差しするピストン運動ではなく、「膣奥の壁を押すように腰を押し付ける動き」「腰を突き出して結合部を擦り合わせる動き」をします。
③片手で女性の膝を押さえて固定しながら、もう片方の手でクリトリスを愛撫しましょう。
こちらは屈曲位のバリエーションの一つ。男性器が女性の一番の性感帯「ポルチオ」に届きやすいという点は同じで、中でいきやすい体位ですね。両足を彼の肩にかけている時の体勢よりもう少しお尻が持ち上がるので、挿入角度が微妙に変わります。
私たちの膣の内部は彼のアソコと同じで作りに個人差があります。ですので、挿入の角度や体勢を変える事によって感じ方が全く違ってくるんです。
こちらの体位を試す時は、「男性器を抜き差しして奥を突く」のではなく、「奥に到達した状態でさらに押す」動きをしてもらいましょう。これでいきやすい体位を最大限に生かす事ができます。この動きをお勧めする理由は2つ。
1つ目は膣奥をガツンと突かれる事による性交痛を防ぐため。2つ目は、抜き差しによる摩擦では何も感じない膣に快感を与えるため。膣は摩擦を快感とは捉えないという事をご存知でしたか?
男性器がいくら出入りして膣壁をこすっても、それだけでは気持ち良くなれないんです。膣全体の筋肉が揺り動かされて、もしくは感じるポイントを的確に刺激されてやっと快感を得られるという作りなんです。
そのせいで、いきやすい体位が決まってくるんですね。動き方のポイントは、まず彼に両すねを掴んでもらいます。そして、あなたの体全体が揺れながら両膝が円を描くような動きで結合部をこすり合わせてもらいましょう。
体が揺れると膣は内部の刺激を快感と結びつけやすくなります。また、彼が腰を突き出して結合部をこすり合わせればクリトリスが刺激されます。さらにいきやすい体位になるコツなので、彼にお願いしてみてくださいね。
8.正常位/網代本手(四十八手呼び)
①女性は膝を立てて足を開いた状態で横たわります。
②男性は女性の足の間に入り、膝をついて挿入します。
③ごく普通の正常位ですが、キスや愛撫ができて密着度も高い、いきやすい体位です。
セックスの最も王道な体位、正常位。1回のセックスに必ず入っているごく普通の体位です。が、それゆえに一番安心感があって、そこそこ密着度も高くキスもできる。セックスで何度かイく経験をした方なら基本的なこの体勢もいきやすい体位になります。
実際に、「最初と最後は正常位」と答えるカップルが結構多いんですよ。相手の顔を見られる安心感や幸福感など、精神的な理由が関係する事でいきやすい体位になっているようです。
また、正常位には他の体位に差をつける一番のメリットがあります。それは、タイミングを合わせれば彼と同時にイクのも可能な事。
例えば、対面座位も向き合っているし密着度も高いですよね。でも実は、男性が自由に腰を動かせないので一緒にいくのは難しい場合も多いんです。その点、正常位はお互いがある程度自由に腰を使えるので、一緒にいきやすい体位と言えるわけです。
おわりに
いかがでしたか?私たちの体には個人差がありますので、全員が絶対イケる!という体位は決まっていません。が、ご紹介した8つは女性がいきやすい体位である事には間違いありません。
まずは片っ端から試して、相性の良い方法を見つける事が大切です。また、面白い事に相手の男性によっていきやすい体位は変わります。その都度試して、あなたが一番いきやすい体位を探してくださいね。