産後、濡れない…カラダの反応なぜ違う?すぐできる対処法もご紹介!
産後、濡れない…。
自分の体の変化に戸惑いますよね。
原因は?少しでも濡れるようになるには?
今日は、そんな疑問の答えをご紹介したいと思います!
産後、濡れない理由って?
1.疲れているから
産後に濡れない理由として一番に考えられるのは、「疲れている」から。
妊娠中にも何かと大変なことはありますが、産後はもう比べ物になりませんよね。
家事、育児、仕事…生活のリズムやスタイルにも変化が出て、疲れもストレスもあるはずです。
体が「今は休息と睡眠が優先!」と判断するような状態では、濡れないのも無理はありません。
脳も、セックスで子孫を増やすことより生命維持を優先させるからです。
しかも、産後から約6年間は、両親ともに寝不足が続くという研究結果もあります。
疲れ、ストレス、寝不足が重なっている間は、濡れにくいのも当たり前!と思っておいた方が気も楽になりますよ。
2.母親モードになっているから
アナタにもきっと当てはまると思いますが、産後は子どもの泣き声に敏感になったのではないでしょうか?
そして、常に子どものことが頭を占めているのではないでしょうか。
子どもが生まれた後、夫は夫のままですが、妻は本能的に母になります。
(女性は人間を一人産むんですから、当然と言えば当然のことですね。)
濡れない理由は、このように母親モードになっていることにあるかもしれません。
さぁセックス!と思っても、頭や心が母親→女に上手く切り替わらない、というわけです。
また、産後「セックスしたくない」「そんな気分にならない」と感じる女性も多いですが、同じくこちらが理由の一つに挙がってきます。
さらに言うと、「産後、旦那に触られると不快感がある」という女性も少なくありませんし、授乳期に胸を触られたくないと感じる女性は特にたくさんいます。
ようやく生まれた子どもの面倒を見ている時期ですから、体がすぐに次の生殖に向けた準備をしないのも不思議ではないのかもしれません。
3.体質が変化したから
産後はホルモンバランスの変化、自律神経の乱れ、さらに先ほども言った睡眠不足や疲れなども影響して、体質が変化しています。
それだけ出産も子育ても大仕事ということですよね。
体そのものと、体を取り巻く環境が変化したことで、影響が「濡れない」という形で表れても全く不思議ではないんです。
とはいえ、これから先もずっと濡れないと決まったわけではありません。
産後しばらくする頃には、妊娠前と全く同じとはいかなくても、体には変化が訪れているはず。
「気付いたら濡れてた!」という日が来ることも十分にありえます。
とてもセンシティブな問題なので、どうしても気にして悩んでしまうこともあるかもしれません。
でも、そんな精神面がさらに影響して悪循環に陥りやすいのが、この問題の辛いところ。
後ほどご紹介する対処法が何かのヒントになるかもしれませんので、チェックしてみてくださいね。
4.妊娠中や出産を思い出してしまうから
妊娠と出産って、本当に壮絶ですよね。
そして、出産はもちろんのこと、妊婦検診も、今までに経験したことのない特殊なものだったはず。
どうでしょうか?
けっこう鮮烈な記憶として残っていませんか?
もしかして、セックスの時にそういった一連の記憶が一瞬でもフラッシュバックする…ということはないでしょうか。
例えば、アソコを触られると検診を思い出したり、出産シーンが頭に浮かんでしまったり。
仰向けになって足を開いた時に、検診や出産を思い出してしまう人もいます。
もし当てはまるとしたら、濡れないのも無理はありません。
だって、エッチな気持ちなんて吹っ飛んでしまいますもんね。
女性の体って不思議で、ちょっとした心理の変化で濡れたり、濡れなくなったりします。
今は産後まもなく、意識して身構えてしまうことで、濡れない状況を助長させてしまっているのかもしれません。
でも、人間の記憶は少しずつ薄れていきます。
「そのうち気にならなくなる」とのんびり構えておくのが一番ですよ。
どんな対処法がある?
1.旦那さんに事情を話しておく
旦那さんの指がアソコに伸びてくる時、「今日は濡れてるかな?」「少しでも濡れていますように…」なんて考えてしまいませんか?
そして、触られてカサカサしていると自分でも気付いた時のガッカリ感と、いたたまれなさ。
旦那さんに悪いな、と思ってしまう人もいるでしょう。
これ、たとえ自覚はなくても、地味に心の負担になっています。
今は産後で、疲れやホルモンバランスの乱れが原因で濡れないだけかもしれません。
でも、そのうちに精神面が影響して濡れない…という問題を引き起こしてしまうかもしれないんです。
つまり、繰り返さないほうが良いんですね。
というわけでお勧めするのは、旦那さんに事情を教えてあげること。
「産後は体質が変化してるみたい」「疲れてると濡れないんだって」という感じで伝えておくんです。
旦那さんが事情をわかっている、と思うだけでも少し気が楽になりますよ。
少なくとも、手が伸びてくる度にドキドキしたり、心配したりする必要はなくなるはずです。
いずれまた自然に濡れるようになる一歩と言えるでしょう。
2.潤滑ジェルを取り入れる
濡れない状態で挿入するのって、痛くありませんか?
なんとか挿入できるようになるまで時間をかけるのも、なかなか辛いものがありますよね。
しかも、アナタは今、濡れないことを少なからず悩んでいるはずです。
となれば、試してみるべきは潤滑ジェル。
今までそういったグッズを一度も使ったことがないと、なんとなく敬遠してしまうかと思います。
でも、性交痛を和らげる目的で販売されている、全くいかがわしくない商品もあるんですよ。
ローションが男性の味方なら、潤滑ジェルは女性の味方。
産後の体を労わるのにピッタリです。
潤滑ジェルを取り入れるメリットは、2つあります。
1つ目は、性交痛が軽減されて、産後でも「気持ちいい」と思えるようになること。
2つ目は、濡れないのが気にならなくなること。
どちらも女性の精神面において良いこと尽くめです。
コンドームと一緒に保管しておけば、セックスの度に自然に潤滑ジェルを使う流れができますよ。
3.セックス前に、エッチな気分になる物を目にしておく
そもそも、産後、子育てをしている女性に「エッチな気分になれ」というのが難易度高いんですよね。
たとえ子どもを寝かしつけた後でも、急に切り替えるのは難しいでしょう。
なかなか母親モードから抜け出せず気分が乗らないことも、濡れない現象を助長させているかもしれません。
というわけで、もし可能なら、旦那さんが帰ってくる前・セックスしそうなタイミングの前に、エッチな気分を高めてくれる物を目にしてみてください。
がっつり時間をかけなくても大丈夫です。
手っ取り早いのは、頭にスッと入ってきて時間もかからない動画や画像ですね。
5分でも目にしておくと、自然とムラムラ気分を高めてくれますよ。
また、いざセックスが始まった時にも少し思い出してみることで、普段より気分が乗る可能性があります。
こんな準備をしないといけないなんて…と気分が沈むかもしれませんが、産後はいろいろな事が目まぐるしく変化する、難しい時期です。
濡れないなら濡れないで、工夫してみればいいんです。
結果、快適になるなら、何の問題もないと思いませんか?
おわりに
いかがでしたか?
アナタの気持ちを少しでも楽にするお手伝いができたなら、幸いです。
ただでさえ大変な産後で、子育てという大仕事をこなしているんです。
濡れないことは考えすぎず、楽にいきましょう!