一回だけセックスしたらどうなる?求める場合/求められた場合を解説
長い人生、「一回だけでいいから抱いてほしい」と求めてしまうこともあれば、相手からしつこく「一回だけでいいからセックスさせて」と言い寄られたりすることもありますよね。
では、仮に、その”一回だけ”を叶えた場合、その後は果たしてどんな展開が考えられるのでしょうか?
アナタが求める場合と、求められて体を許す場合の2パターンに分けてご紹介したいと思います。
アナタが求める場合
1.深い傷を負って、しばらく引きずってしまう
どうしても叶わない恋で、「一回だけ抱いてもらったら諦める」と心に決めてセックスしたとします。
ですが、人間、スイッチをパチッと切り替えるように急に気持ちを整理できるはずがありません。
いざ終わってしまうと、いえ、なんならセックスしている最中から、悲しい気持ちがとめどなく込み上げてきて胸が張り裂けそうな辛さに襲われるでしょう。
「これで諦める」と前向きに覚悟を決めたつもりが、たった一回関係を持ってしまったせいで、より深く傷付くことになってしまうんです。
関係を持たなければ、時間が経ってから「そんな人を好きだった事もあったな」と思う程度でしょう。
ですが、一回でもセックスすれば、生涯消えない傷となってしまうんですね。
行為の後、しばらくはカレへの想いがピークまで募って、どん底まで落ち込んでしまうかもしれません。
ただ、何もしなかった場合、それはそれで「せっかくチャンスがあったんだから、一回だけでも抱いてもらえば良かった」と後悔する可能性が無いとは言えないのが、難しいところ。
結論を出す前に、自分がどちらの道を望むのか。
どちらの方が後悔しないのか。
ボロボロに傷付いた後、話を聞いてくれる人が周りにいるかどうか…といった事を考えてみることをオススメします。
2.セックスがマイナスな感情と結びついてしまう
カレに対する想いの強さやアナタの精神状態にもよりますが、酷い場合、この先セックスの事を考える度に、心が曇るようなマイナスな気持ちが蘇ってしまう可能性があります。
たった一回だけの行為で、アナタのセックス観がねじ曲げられてしまうかもしれないんです。
時間が経過するにつれて傷は少しずつ癒えていきますが、それでも完全に忘れられる日は来ないでしょう。
詳細な記憶は薄れても、辛かった、悲しかった、傷付いた、という強い衝撃はアナタの中に残るからです。
そして、その鮮烈な体験が後々アナタの心にどう作用するかわかりません。
ふとした時に思い出して悲しくなったり、自分には価値がないような錯覚に囚われて苦しんだりする可能性もあります。
辛い性体験は、人間に想像以上の悪影響を及ぼすからです。
将来、心から好きな人ができても、セックスだけは好きになれない…という感じで影響してくる可能性もあります。
たかが一回だけとはいえ、本当にセックスする意味があるのか。
たかぶった感情に流されずに、今一度、落ち着いて考えてみてはいかがでしょうか。
3.吹っ切れて次に進める
「何かきっかけがないと、どうしてもカレを諦められない」
「踏ん切りをつけるためにセックスが必要」
そういう事もあるかもしれません。
例えば、一度落ち込んだら、あとはスッキリ!という感じで、アナタが上手く乗り越えていけるタイプなら、気持ちの整理をつけるための儀式としてセックスを利用するのもアリでしょう。
世の中にはいろいろなタイプの女性がいますからね。
いかがでしょうか。
アナタは好きな人を踏み台にして、強く前に進んでいけるタイプですか?
4.いい思い出になる or 命取りになる
そもそもそこまでカレへの思い入れがなく、「好みだから一回だけセックスしてみたい!」といういわゆる体目当て的な気持ちなら、今までご紹介してきたような心配も必要ありません。
いい思い出になるでしょう。
ただし、全く別の問題があります。
音声、写真、動画を撮られる…といったトラブルに巻き込まれる可能性があることです。
相手を間違えると、「一回だけ」と軽く考えていた行為が命取りになることだってあるんです。
また、その”一回だけ”で妊娠してしまう可能性、HIVをはじめとした性感染症にかかる可能性もありますし、相手が既婚者なら慰謝料トラブルに繋がる可能性もあります。
まずは、たった一回だけのセックスにもリスクがある事を認識しましょう。
そして、行為に及ぶなら、しっかり対策をしたうえで臨んでくださいね!
求められて体を許す場合
1.「利用された」と虚しい気持ちが残る
「一回だけでいいから、お願い」なんて何度も頼まれると、ものすごく求められている感じがして、悪い気はしませんよね。
カレがこんなにも求める価値が、自分にある。
体を許すのか、許さないのか…その決定権は自分が持っている。
そんな状況に、自分の立場が相手よりも上であるかのような錯覚をしてしまうんですよね。
けれど、いざカラダを許してみると、相手の男は「用は済んだ」とばかりによそよそしくアナタから去っていく…。
我に返る瞬間です。
心に残るのは、「利用された」という虚しい気持ち。
そして、「私ってなんなんだろう」と、悲しく辛い気持ちにさせられるんです。
みじめになって、「やっぱりセックスしなきゃ良かった」と思ってしまうことでしょう。
「一回だけでいいから」と押し切ろうとしてくる男性は、どんな理由を並べ立ててこようと、まず体目当てです。
アナタも「ちょうど性欲処理したかった」ということなら話は別ですが、それ以外の場合、特にカレに少しでも気がある場合は、応じないほうが自分自身のためですよ。
2.相手に心を持っていかれてしまう
「女はセックスすると好きになる」というのは昔から言われている事ですが、耳にされたことはあるでしょうか。
「一回だけ」という頼みに何の気なしに応じたつもりが、終わった後に心を持っていかれてしまう可能性があるということです。
辛いのは、行為が終わった後にアナタがアピールしても、初めから一回だけのつもりだった相手は振り向いてくれない可能性が高いということ。
たった一回のセックスで、立場が完全に逆転してしまうわけです。
女性の場合、生物的に、「子供ができるかもしれない行為を許した相手を逃がしてはいけない」という深層心理が働くんでしょうね。
それで、カラダを許すと気まで許してしまって、結局相手に惹かれるケースが多いんです。
その点、男性は女性と違って妊娠のリスクもなく、セックスで失うものは何もありません。
生物的にも種をばら撒ければ満足なので、一回だけのセックスで平気で去っていきます。
男女はそもそも対等ではありません。
ですから女性は、本当にカラダを許す価値がある相手なのか、しっかり見極めなければいけないんです。
「一回だけ」なんて求め方をしてくる男性は、アナタの顔やカラダが好みなだけかもしれませんし、話題作りのために利用しようとしているのかもしれません。
よくよく考えてから決断することをオススメします。
おわりに
いかがでしたか?
たかが一回だけのセックスといえど、その影響は意外と大きいと言えそうです。
今、自分の気持ちや相手の勢いに流されてしまうのは簡単でしょう。
でも、その経験、本当にアナタの人生に必要ですか?
今一度考えて、後悔しない答えを導き出してくださいね。