膣がユルユルに!?「バルーン現象」によるアソコの変化と対処法
挿入していた男性が一気に気持ち良くなくなってしまうバルーン現象。耳にしたことがあるでしょうか?彼がなかなかイかないな~と思ったら、これが起こっているかもしれません。
女性が自分では気付けないこの現象。体はどんな状態になっていて、どんな対処法があるんでしょうか!?
バルーン現象って?
1.膣の奥が膨らむ現象
バルーン現象は女性がイったり、イク直前くらいの強い快感を得る事で膣口が締まって、膣の奥の方が膨らむ生理的な現象。こうやって器を作る事で膣内に精液を留めやすくして、妊娠しやすい状態を作っているんですね。つまり女性の体の本能的な作用なんです。
また子宮が角度を変えながら下りてきて、収縮を繰り返しながら精液を吸いあげるような動きをするようになります。
ちなみに、自分の体がこういう状態になっている事は女性の感覚ではわかりません。が、中に入っている男性は膣内が膨らむことでペニスと膣壁が擦れなくなります。
だから一気に快感がなくなってしまう…と言われる現象でもあるんですね。この事から、バルーン現象はロストペニスとも呼ぶことがあります。
2.もっと気持ち良くなれる状態
バルーン化している時は、女性的には更なる快感を得やすい状態とも言えます。どういうことかと言うと、この現象が起こると子宮が下がってくるので、ポルチオやその周辺が彼のペニスで刺激されやすくなるんですね。
つまり奥で感じる女性にとってはより強い快感が得られる状態、というワケです。是非ポルチオを刺激する体位を参考にしてみてくださいね。
3.=イったとは限らない
バルーン現象は普通、女性がイくことにより起こると言われる現象です。が、実はオーガズムの1歩手前でも同じ状態になったりするんです。だから彼がアナタの膣内でバルーン化を感じたとしても、=イったとは限りません。
また逆に、イった場合でもバルーン現象を起こさない女性もいます。「搾り取られるみたいだった」と感想を持つ男性が少なくないように、ペニスに絡みついて奥へ奥へ引き込む動きをする場合もあるんですね。
対処法は?
1.体位をバックに変えてみる
正常位では膨らんだ膣内のせいでペニスが膣壁に触れず、彼にとって刺激がない状態かもしれません。でも体勢を変えることで子宮の位置が変わって、接触する場所が増える可能性があります。
また、四つん這いのバックは自然に膣内や腹筋に力が入る体勢です。だから「締まりがいい」と男性が喜ぶ体位なんですね。さらに、彼のペニスが奥まで届きやすい=ポルチオを刺激しやすい体位でもあります。
もしバルーン現象が起こって膣内が膨らんだままだったとしても、奥の子宮口に先っぽが当たれば彼は快感を得られるはずです。ただし、開発される前の子宮口やポルチオ付近はガンガン突かれると痛みを感じる事が多くなっています。
激しいピストンじゃなく、ゆっくり押し付けてもらう感じでお願いしておくと安心ですね。
2.乳首・クリトリスを刺激する
普段はなんとなく膣圧をコントロールできる女性でさえ、風船化が起こる頃には力が入らなかったり、締めようと思っても締められない…それがバルーン現象です。
これは子孫を残すために女性の体が勝手に変化する生理現象。ですので、広がった膣内をすぐに回復させたりバルーン化しないようにするのは難しいと言えます。でも、やれる対処がないわけではありません。
乳首やクリトリスを刺激するんです。なんと、乳首で感じると子宮が収縮するんですね。妊娠中は早産のリスクもあると言われるほどです。また、クリトリスは女性が最も簡単に感じる性感帯。感じれば膣内や周りの筋肉に力が入ったりと、影響が出ます。
バルーン現象が起こっていても彼が気持ちいい状態を作れるかもしれません。いろいろ試してみるのが吉ですよ!
3.後戯でイかせてもらう
バルーン現象は本気で感じてくると自然に起こってしまう女性の体の仕組み。私たちとしては最高に気持ち良くなった状態ですし、ポルチオで感じる女性ならもっと快感が得られる。女性的には悪くない状態です。
でも彼が気持ち良くないんじゃ…と考えるとどうにかしたいですよね。それなら、前戯の段階ではイかないようにしたり、本気で感じる前(バルーン現象が起こる前)に挿入する、というのも対処法の一つです。
膣内の風船化が起こるという事は、アナタは感じやすい体質のはず。彼とのエッチでちゃんとイけるのではないでしょうか?どれくらいの感覚が“イク”なのか、なんとなくわかりますよね。それなら途中で刺激を止めればタイミングも調節できるはずです。
彼がイった後、つまり後戯でイかせてもらうのも一つの手。一度彼とエッチの流れについて話し合ってみてはいかがでしょうか?
おわりに
いかがでしたか?実は、子宮はエッチという短い間の中でも色んな所に移動します。体勢を変えたり下腹部を外から優しく揺らしたり、ちょっと時間をおいたりする事で内部は変化しますので、バルーン現象が起こった時の参考にしてみてくださいね。