入れる瞬間が痛い!挿入時だけ痛むのはなぜ?性交痛なくす秘訣も!

セックスで「入れる瞬間が痛い」という悩みは、多くの女性が抱えています。

一回入ってしまえばマシになるものの、毎回痛みがあると思うと億劫になってしまいますよね。

なぜ、あんなにも入れる瞬間が痛いんでしょうか?

原因&痛みから解放される秘訣をご紹介します!

入れる瞬間が痛い原因

1.内側からたっぷり濡れていないから

前戯=「よくある手順を一通り済ませれば終わり」になっていませんか?

キスして、カレが胸を触って、手マンやフェラをして…。

とりあえず、一通りやったから挿入だ!

うーん、入れる瞬間が痛い…なんでだろう?

…理由は簡単です。

「とりあえず」「一通り」手順を踏んだだけでは、準備したとは言えないからです。

入り口がなんとなく濡れているくらいでは、全然足りないんですね。

女性器は、触っていると、ある程度は勝手に濡れます。

そういう造りだからです。そして、これが罠なんですね。

男性は濡れた=準備ができた、と思い込んでしまいますが、この現象は最低限湿っただけ。

心と脳が十分にリラックス&興奮すれば、内側からたっぷり濡れますが、その段階には程遠いんです。

その証拠に、表面上の愛液はすぐに乾いてしまいます。

カレのペニスが入るだけの潤滑剤にはならないんですね。

シンプルな問題です。

入れる瞬間が痛いのなら、挿入する段階ではない、ということ。

痛いのがおかしいのではなく、準備ができていないから、痛くて当たり前なんです。

挿入のタイミングは、一通りの手順が終わった時ではなく、アソコがトロトロに潤った時ですよ。

2.入り口が緩んでいないから

こちらは、1つ前にご紹介した「内側からたっぷり濡れていない」という事とセット。

内側からたっぷり濡れると、自然と入り口もトロトロになって緩んできます。

すると、入れる瞬間が痛いなんてことはなく、指もペニスもトゥルンッと入るんですね。

ここで少し、思い出してみてください。

挿入前は大体、カレの指がアソコに入っていると思います。

カレの指が入ってくる時、硬くて細い一本道をゆっくり進めてもらわないと痛む感じではないでしょうか?

さらに、引きつれるような感覚があったり、抜き差しされるとちょっと痛かったりしませんか?

もし当てはまるなら、やっぱり準備が足りないと言わざるを得ません。

準備ができて緩んだ女性器は、硬くて細い一本道というイメージではなく、肉厚でたぷっとした、柔らかい鶏肉のようなイメージだからです。

アソコに入れた指を左右に振るような動きも簡単にできます(準備不足の場合、痛みを感じることが多いです)。

いかがですか?

入れる瞬間が痛い=準備ができていないという事、納得していただけたでしょうか。

3.身構えているせいで力が入っている

入れる瞬間が痛い場合、アソコの準備ができていない事はもちろんですが、無意識のうちに身構えて力んでしまう事も、大きな原因の一つになっています。

挿入の瞬間は、つい、「来るぞ来るぞ」と身構えてしまうもの。

そうでなくても、アナタはすでに何回か「入れる瞬間が痛い」という経験をしています。

脳と体は痛みを覚えていますし、アナタ自身も、「今日も痛いかもしれない…」と心配してしまうのではないでしょうか。

そんな風に身構えた状態では、恐らく、下半身の力は抜けていません。

入れる瞬間が痛い原因の一つは、これでしょう。

ちなみに、一度入ってしまえば痛みがマシになるのは、ペニスの大きさや硬さに慣れて、多少なりとも力が抜けるから。

いかに力を抜いてリラックスすることが重要か、ということがわかりますよね。

今のアナタは、痛みに備えて身構える→力が入る→さらに痛みを感じる…という悪循環に陥っているはず。

部屋を暗くする、顔を見られない体位を選ぶなど、挿入時の緊張を和らげるためにアナタなりの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

性交痛を軽減してくれる潤滑ゼリーもオススメですよ。

痛みを和らげるには?

1.イチャイチャする事を目的にする

目的が挿入にあると、前戯は駆け足になってしまいがち。

それこそ、挿入というゴールのために、なんとなく手順を踏む…という、意味があるようでないような形だけの前戯になってしまいかねません。

しかも、挿入のための準備と思ってしまうと、「また入れる瞬間が痛いかも」「濡れなきゃ…」と余計な心配をしてしまいます。

そこでご提案したいのは、「イチャイチャが目的」と考えること。

難しいかもしれませんが、挿入の事は一旦忘れて、イチャイチャに時間をかけて存分に楽しんでみてください。

もちろん、時間に余裕がある時を選んでくださいね。

長時間かけることでリラックスできれば、自然と内側からたっぷり濡れて、入り口もトロトロに緩みます。

今はイメージできないかもしれませんが、アナタも必ず体験できます。

ただし、これを実行するためには、カレの協力が必要不可欠です。

そのために、まずは入れる瞬間が痛いということを正直に打ち明けてみて。

痛いのを隠しているうちは、アナタの心は置いてきぼりです。

セックスは、気持ちいい場所や痛みを共有して、二人で工夫しながら、二人で気持ち良くなる行為なんですから。

2.潤滑オイルを使う

アナタの脳と体は、すでに「入れる瞬間が痛い」という感覚を覚えつつあります。

恐らく、知らず知らずのうちに身構えて、体に力を入れてしまっていることでしょう。

入れる瞬間が痛いということを解決するには、一旦どこかでリセットする必要があるんです。

そこでオススメするのが潤滑オイル。

簡単で手っ取り早く、劇的なレベルで痛みを取り去ってくれます。

「ぬめりがあるだけでこんなに違うの!?」と、目からウロコな体験ができますよ!

「痛くない」という安心感があれば、挿入時の力の抜き方がわかるはず。

そのまま何回か性交痛のないセックス=成功体験を積めば、潤滑オイルの使用をやめても上手く力を抜けるようになりますよ。

もう、入れる瞬間が痛いと感じることはないでしょう。

ただし、良いこと尽くめの潤滑オイルにも、一つだけデメリットがあります。

それは、カレが「たとえ濡れてなくても、オイルさえ使えば挿入できる」と思ってしまう可能性があること。

アナタのカレがこんな考えに行き着かない事を願いますが、もしそうなったら本末転倒です。

潤滑オイルを試す時は、例えば前戯が足りないと感じる時には「もうちょっとして」とカレに言う勇気を持ってくださいね。

前戯が足りない!挿入前のイチャイチャ時間を伸ばすコツ5つ

おわりに

いかがでしたか?

悩みは解決できそうでしょうか。

入れる瞬間が痛いという場合も含めて、性交痛がある時は早めに対処するに限ります。

痛みは、私たちが意識している以上にストレスになり、セックスから足が遠のく原因にもなるからです。

また、カレと愛し合う時間が減ったら、新たな問題も発生してしまうかもしれません。

思い立ったが吉日。ぜひ行動を起こしてみてくださいね!

セックス

(ライター/ユキ)