セックス後、臭いが気になる…！アソコやオリモノが臭う原因と対策！
セックス後、オリモノやアソコが臭い…。
不快だし、凄く不安な気持ちになりますよね。
やっぱりセックスが原因なんでしょうか？
だとしたら、一体どこに問題があったんでしょうか…？
今日は、臭いなどのトラブルを引き起こす原因と、対策についてご紹介します！
セックス後、アソコやオリモノが臭う原因
1.男性の精液や分泌液によって膣内環境が変化した
カレとのセックス、コンドームを着用しないで挿入していませんか？
勃起した男性のペニスからは、カウパー（ガマン汁）と呼ばれる、精子の混じった分泌液が出ています。
セックス後、オリモノやアソコからいつもと違う臭いがするのは、カレの分泌液によって膣内環境が変化した…という可能性が考えられます。
また、膣内に中出しをした場合は、数日間ほど凄まじい臭いがしたりします。
原因は言うまでもなく、膣内に残っている精液。
精液はよく「イカ臭い」なんて表現されますが、ご存知ですか？
男性の精液って、生臭いニオイがするんですよね。
コンドームを着用しない状態でペニスを挿入する行為や、中出し行為に覚えがあるなら、セックス後に臭いがする原因は、それらとオリモノが混ざった事によるものでしょう。
ただし、セックス後に急激にオリモノが増えたり、色が明らかにおかしかったり、オリモノから異臭がする…
痒み・痛みなどの症状が一緒に出ている…という場合は、膣炎や性感染症にかかっている可能性があります。
詳しくご紹介していきますので、引き続き見ていきましょう。
2.性感染症にかかった
セックス後、オリモノの変化やいつもと違う臭いに気付いた時に心配になるのが、やっぱり性感染症ですよね。
自覚しにくい厄介な性感染症もありますが、当然、オリモノの変化や臭いとして現れる性感染症もあります。
強い悪臭がする、泡状で黄色や黄緑色のオリモノが増えた、痒みや痛みがある、排尿時に沁みて痛む…といった事に当てはまるなら、トリコモナス症が考えられます。
悪臭が強く、黄色や黄緑で膿のようなオリモノが増えた場合は淋病に感染した可能性があります。
ただし、こちらは無自覚で進行する事も多くなっています。
普段と違う、という違和感を見落としてはいけません。
性感染症の中には、現れた症状が一度完全になくなり、表からは見えないところで進行する恐ろしいものもあります。
セックス後に変化を感じたなら、念のため早めに病院を受診するのがオススメですよ。
3.細菌性膣炎を起こした
細菌性膣炎は、性感染症ではありません。
が、セックスによって引き起こされることも少なくないのが特徴です。
特に、複数の相手と関係がある場合に当てはまりやすいと言われています。
症状としては、灰色っぽいさらさらしたオリモノが増える、魚が腐ったような生臭い異臭がする…などですね。
先ほど性感染症ではないと言った通り、ストレスや免疫力の低下などが原因で自己感染を起こすこともあります。
が、不衛生なセックスや、コンドームを着用しないセックス、オーラルセックス（クンニリングス）などによって雑菌が侵入したり、膣内の細菌バランスが崩れたりする事でも引き起こされてしまうんです。
セックス後のオリモノや臭いがいつもと違う、というのは、病院を受診するのに十分な理由になります。
放置せず、早めに婦人科にかかりましょう。
セックス後、トラブルを起こさないためには？
1.コンドームを着用する
これは常識ですが、性感染症を予防するためには、コンドームを着用する他ありません。
ピルを飲んでいるから生挿入OK、という認識は大きな間違いです。
また、コンドームを着用するメリットは性感染症に限りません。
膣内の細菌バランスを保ってセックス後にトラブルを起こさないようにするためにも、やっぱりコンドームが有効です。
ついでに言うと、そのコンドームを触る前に手を清潔な状態にすることも大切ですね。
雑菌だらけの手でベタベタとコンドームを触ったら、結局一緒ですから。
自分の体を守るため、そしてセックス後にオリモノや臭い問題に悩まされないためには、セーフティセックスをするしかない、ということですね。
余談ですが、咽頭クラミジアのように、オーラルセックスやキスで喉に感染する性感染症もあります。
言うまでもなく、不特定多数の相手と関係を持つことが大きなリスクになりますので、心に留めておいてくださいね。
→知らなかった！オーラルセックスでも性病に…！恐ろしい病気6つ！
2.セックスの前後はシャワーで清潔にする
セックスの前、シャワーを浴びていますか？
行為の前にお互いがシャワーを浴びて清潔にすれば、セックス後のトラブルは確実に減りますよ。
膣内に侵入する可能性がある菌の数を減らす事ができますからね。
また、セックス後にアソコの周りに付着した体液やローションなどを洗い流して清潔にすることで、臭いの発生を防ぐことができます。
時間が経って繁殖した雑菌が膣内や尿道に侵入して、細菌性膣炎や膀胱炎になる事もなくなります。
ただし、いくらセックス後の臭いが気になるからといって、お湯を膣内に入れたり、指を入れて掻き出したりするのはNGです。
もちろん、石鹸を使って膣内まで洗うのもダメですよ！
膣内のPHバランスが崩れて自浄作用が弱まり、かえってトラブルを引き起こしてしまいます。
また、意外と見逃されがちなのが、セックス前の手洗いです。
特に男性は膣内に指を挿入するので、必須と言えます。
でも、いいムードになってから「手を洗ってきて！」とはなかなか言いにくいですよね。
その点、セックス前にシャワーを浴びる事を徹底すれば、この問題も解決して一石二鳥というわけですね。
→「セックスのシャワー」男性はどう思う？スムーズに済ませる方法もご紹介！
3.複数と関係を持つことを避ける
セックス後、オリモノの変化や臭いなどのトラブルを激増させてしまうのが、複数の人と関係を持つ…という選択です。
言うまでもなく、性感染症のリスクが一気に跳ね上がりますし、膣内の細菌バランスも崩れやすくなりますからね。
コンドームを着用していれば性器は守れる…と思われるかもしれませんが、キスやオーラルセックスでの粘膜感染のリスクは十分にあります。
自覚がないまま性感染症にかかって、HIV感染のリスクが高まってしまう事もありますし、不妊症や、流産、早産、母子感染に繋がる可能性もあります。
是非、長い目で見て自分のためになる選択をしてくださいね。
4.膣が傷付かないように気を付ける
膣の入り口や膣内が傷付くと、セックス後にオリモノが増えて臭いが発生する原因になります。
また、傷口ができることで、症状がより酷くなったり、長引いたりする可能性も高くなります。
ですので、無理な行為や、指で力任せに引っ掻き回すような”ガシマン”をやめてもらうことが大切です。
また、濡れにくい自覚がある場合は、潤滑オイルを使えばたっぷりと潤った状態で抜き差しできるようになります。
摩擦によって傷付く事を防げますし、性交痛もかなり軽減されるので、かなりオススメですよ！
→もう限界…！彼氏の「手マンが痛い！」苦痛をなくす方法5つ！
おわりに
いかがでしたか？
セックス後に臭いなどのトラブルが起こるということは、どこかで間違ったやり方を選んでしまった証拠と言えます。
これを機にセーフティセックスについて知って、不安や悩みのつきまとわない、楽しいセックスライフを送りましょう！
