えっ!性行為が膀胱炎の原因に!?病気になりやすいNG行動6つ!
おしっこをした時の痛み、残尿感、頻尿…膀胱炎って辛いですよね。なんと、その原因には一見結びつかなさそうな性行為が関係していました!
はたして、高確率で発症しやすい“NG行動”とは!?もしかしたらアナタも予備軍かもしれません…!
1.エッチの前後にシャワーを浴びていない
膀胱炎は、細菌が尿道に侵入してその先の膀胱で炎症を起こす病気。女性の尿道は男性の物よりも短いので、急性膀胱炎になりやすくなっています。
エッチの時って、彼に手で触られたり舐められたり濡れたり…と膣周辺がぐちゃぐちゃになりますよね。前もってシャワーを浴びて清潔にしていないと、この時に周辺の雑菌が尿道に入ってしまうんです。
膣の周辺には雑菌や大腸菌などのばい菌がたくさんいます。それをキレイにしないままアソコをぐちゃぐちゃ触ったら…雑菌は尿道に入り放題ですよね。だから性行為の前には二人ともがシャワーを浴びて清潔にする必要があるんです。
もちろん、行為後のシャワーも大切です。ぬるま湯で洗い流して清潔にすればリスクが減りますよ。その時、デリケートゾーン用石鹸以外の石鹸で洗う・膣の中まで洗うのは避けましょう。常在菌のバランスが崩れて新たな病気に繋がります。
2.彼氏の手に雑菌がついた状態で手マン
意外と気付かない原因が、手についた雑菌からの感染。性器周辺はなんとなく汚いイメージがありますが、手はそれほど汚い印象がありませんよね。しかもエッチな流れになると自然に触ってくる男性が多いせいで見逃しがちです。
ですが、手には数え切れないほどの雑菌がいます。片方の手だけで150種類以上の菌が生息しているとも言われているんです。そんな手で膣口からクリトリスから触られれば…間に位置する尿道口から雑菌が入るのも当たり前ですね。
膀胱炎を繰り返さないためにも、性行為の前にはシャワーを浴びる事、手をキレイに洗う事を守るべきです。でも「病気になったら怖いから洗ってきて!」なんて言い方がNGなのはわかりますよね。
汗をかいた事を理由に一緒にシャワーを浴びるでもいいですし、「最近友達が病気になって…私たちも気を付けよう?」と誘ってもいいですね。
3.性行為後にトイレに行かない
エッチの後ってくたくた。睡魔に負けてそのまま眠りに落ちたくなりますが、それも性行為で膀胱炎になる原因。キレイにして始めたつもりでも尿道口には雑菌がついています。そのまま放置すれば…わかりますよね。
その点、エッチした後でトイレに行けば菌は尿と一緒に外に流されやすくなります。一番いいのはトイレに行った後でシャワーでキレイにする事ですが、排尿した後ビデで周辺を軽く洗い流すだけでも一時しのぎにはなりますよ。
4.性行為中にアナルに触る事がある
エッチ中、彼氏がお尻を触ってくる。またはクンニの時に一緒に舐められる。という事はありませんか?実はこれが高確率で原因になります。というのは、膀胱炎を起こす場合の多くが大腸菌が尿道に入った事によるものだからです。
指でも口でもコンドームでも、お尻に一回でも接触したあとで膣周辺に触れるのは厳禁。尿道なら膀胱炎に、膣口なら性感染症になってしまいます。ちなみに、オーラルセックス(お尻を舐める)だけでも赤痢アメーバに感染するリスクがあるんですよ。
性行為でアナルプレイをするなら膣まわりには一切触らないこと。そしてセックスの前後は洗ってキレイに保つことが絶対条件です!
5.エッチ中トイレを我慢している
性行為の前にトイレに行くのを忘れると…してる間に尿意に襲われて悲惨ですよね。でも途中で中断するわけにもいかず、我慢する女性は多いのではないでしょうか。実はコレも膀胱炎になる原因です。
トイレを我慢すると膀胱の中で細菌が繁殖してしまうんですね。さらに、エッチしてるうちにいつの間にか尿意を忘れたり、そのまま眠ってしまうと最悪。ありそうなシチュエーションだと思いませんか?
膀胱炎を予防するためにも、エッチに集中するためにも、性行為の前にはトイレを済ませておきましょう。
6.体を冷やしている
意外なことに、冷えも膀胱炎の原因。体温が少し下がるだけで免疫力や抵抗力が落ちて、発症しやすくなるんです。
性行為中は…もちろん裸ですよね。熱中しているから気付かない事が多いですが、体はけっこう冷やされています。特に腰やお尻を触ってみると「手があったかい!」と感じるはずですよ。
エッチはなるべく体が冷えないように場所や布団などで工夫したいところ。また、性行為後にそのまま裸で寝るのも体を冷やします。膀胱炎になる原因の一つなので、気を付けてみてくださいね。
おわりに
いかがでしたか?たかが膀胱炎と甘く見ることなかれ。最悪は腎不全など、重大な病気に発展する可能性もあります。残尿感や排尿痛、頻尿、血尿などの症状に気付いたらすぐに病院を受診しましょう。