アナタも当てはまる!?「ピルを飲む理由」女性が期待する効果6つ!
ピル…あまり身近なイメージではないかもしれませんが、避妊方法の種類の一つとして有名ですよね。でも実は、避妊ができる以外にも女性に嬉しい効果が期待できるみたいなんです。
服用を迷っているなら、ほかの女性のピルを飲む理由を参考にしてみてはいかがでしょうか?
1.避妊
こちらは薬の本来の目的。また、多くの女性のピルを飲む理由でもあります。ピルはもともと避妊方法の種類の一つ。経済的な事情など、いろいろな理由で「今妊娠するわけにはいかない」という時に選択されています。
また、コンドームだけで避妊するのは不安…というカップルが万が一の時のために保険をかけて、ダブルで使用しているケースも少なくありません。
「男性だけに避妊を任せるのは不安だから」という声も多いですね。望まない妊娠をして一番辛いのは自分。女性が自分の体を自分で守る方法でもあるんです。
2.月経周期の安定
1ヶ月に2回来たり、3ヶ月来なかったり…毎月の月経周期が不安定な女性が「一定の周期で生理を来させるために」というのもピルを飲む理由になっています。
ピルシートには21錠タイプと28錠タイプの2種類あります。基本的に1日1錠ずつ飲んでいきますが、21錠タイプは飲み終わった後に服用を7日間お休みします。つまりどちらの場合も28日が基本周期になるワケです。
月経不順だったのが毎月必ず同じ周期で来るようになれば…漠然とした不安からも解放されて、予定も立てやすくなりますよね。毎月の生理がいつ来るのか把握する事でストレス軽減になる。これもピルを飲む理由です。
3.生理のタイミングをコントロールできる
女性がピルを飲む理由の一つに「生理のタイミングをコントロールできる」というものがあります。どういうことかと言うと、ピルにはスタートする時のタイミングが違う2パターンの物があるんですね。
1つ目は、生理が始まった初日から飲み始めるパターン。生理が来た日に飲めばいいので服用初日がわかりやすいのがメリットですが、週末に被らないように…というコントロールができないのがデメリットです。
そして2つ目は生理が始まった週の日曜日からスタートするパターン。避妊目的の場合、一週目は他の避妊方法と併用しなければいけませんが、今後は生理が週末に被りにくくなります。
生理のタイミングを週末に被らせたくない!がピルを飲む理由になっている女性は、日曜日スタートができるピルを選択しているワケですね。
4.生理の出血・生理痛が軽くなる
毎月の生理で出血量が多くてしんどい、貧血気味…という女性がピルを飲む理由に「月経量を少なくするため」というものがあります。
ピルに含まれているホルモンは子宮内膜が妊娠に備えて変化する働きを抑えます。そして厚くなりすぎる前に周期的に生理が始まるので、出血量が減るんですね。
また、生理痛は子宮が収縮する事で起きていますよね。実はこの子宮を収縮させて痛みを感じさせる物質、生理前に厚くなった子宮内膜に含まれているんです。これが抑えられて生理痛が軽減する事も女性がピルを飲む理由の一つです。
5.PMSの改善
生理が近付くとイライラしたり、頭痛や腹痛が起こったり、食欲が増して精神的に不安定になる…多くの女性が悩まされているPMS(月経前症候群)。毎月しんどい時期が来るの、憂うつですよね。
これが薬の副効用で改善される可能性がある、というワケで女性のピルを飲む理由になっています。そもそもPMSは、排卵が起こる頃からホルモンバランスが崩れたり変動することによって引き起こされているんですね。
でもピルを飲んでいれば排卵が起こらないので、ホルモンバランスが大幅に変わるということもなくなります。これに伴ってPMSが改善される可能性があるんです。
ですが、これはあくまで副効用。メリットだらけのように思えるピルも薬です。飲めない体質の方もいますし、もちろんデメリットもあります。もしアナタがピルを飲む理由がPMSを改善したい!という事だけなら、まずは漢方をオススメします。
6.ニキビの改善
「ニキビを改善したいから」これもよく聞かれるピルを飲む理由です。ニキビができる原因はストレス、睡眠不足、皮脂の過剰分泌などいろいろなものがありますが、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが過剰になるのも理由のうちの一つ。
ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれているので、服用することで女性ホルモンが増えニキビ改善に繋がるというワケです。とはいえこちらは副効用で、必ず改善されるとは言い切れません。
もしニキビ改善のためにピルを考えているなら、体内のホルモンバランスを薬で変える事の重大さを理解して、リスクを知ったうえで必ず処方を受けてくださいね。
おわりに
いかがでしたか?ご紹介したピルを飲む理由はアナタの悩みに当てはまっていたでしょうか?選択する時は、薬による副作用やリスクなどのデメリットと悩みが解決されるメリットを比べて、どっちを優先させるべきか考えてみてくださいね。