これってDV?セックスしている時の彼が恐い…性的暴力にあたる5種類

これってDVセックス?

「なんかおかしいな…」「している時の彼が恐い…」と思う節があったら、性的暴力の可能性が考えられます。

最近、被害にあう女性が多くなってきています。自分が我慢すればいいと思って、気持ちを押し殺していませんか?

そこで今回は、どういった行為が性的暴力にあたるのか、御紹介します。彼氏さんに当てはめてみてくださいね。もし当てはまるなら、早急に対応を考えましょう。

1.セックスを強要する

セックスを強要することは、DVです。彼女はする気分じゃないのに、無理矢理迫って性行為を始める。同意していないのに、勝手に始めちゃう…。だけど、これは日常でも許しがち。

今の恋人関係は、男女お互いに「女は男に求められたら、気持ち良くさせる」という概念が根付いています。

女性は、いい彼女でいたいから「我慢して受け入れないといけない」とも思っちゃう。だからDVセックスとは思えないのでしょう。

でもやりたくない気分を押し込めて、我慢してまで彼を受け止める必要はありません。

あなたという人格が存在しているのだから、あなたは自分の意思を大切に尊重する権利があるのです。したくない気分ならキッパリと断ってOKなことなんです。

もし、断って彼が逆上するなら完璧な性的暴力なので、然るべき対処をしましょう。強姦罪にあたります。

2.避妊してくれない

ゴムなんかつけなくて当然で、つけることすら考えてくれない。そして中出しもされる…。

また、自分が避妊する必要性を感じられないので「妊娠したくないなら、お前が避妊しろよ」彼女にピル服用や女性用の避妊器具を強要したり…。

それはDVセックスです。彼女の体よりも、自分の気持ち良さの方が大切なのです。もし妊娠したとしても、責任を取るつもりなんてありません。

中絶を強要したり、「もういらない」と言って勝手に別れられたりするかもしれません。

妊娠と性病による影響は、女性の体の方が大きいから、気にしないんです。

「男だから、コンドーム着けたがらないのはしょうがないのかも…」では、ありません!

3.望んでないのに体を痛めつけられる

セックスで痛い思いを望んでいないのに、体を痛めつけてくる行為はDVです。

例えば、行為中に殴る、嫌なのにきつく縛る…など。挿入中に顔や頭を殴りながら、女が苦痛に耐え恐怖に怯える顔を見るのが好きな男性もいます。首を絞めるまでする男性も。

気づきにくい例では、ペニスで突かれると子宮の奥が痛くてたまらないのに、「痛い」と訴えるのに乱暴に突いてくる。SMプレイで「嫌だ」と言っているのにムチで打ったりロウソクを垂らしたりなど。

身体的DVセックスは、行為後に皮膚や体が傷つき、日常生活を送れなくなります。後遺症が残る可能性もあります。もしかしたら、エスカレートしてもっとひどいことになるかもしれない。

嫌がっているのに、少し体を痛めつけてくる位なら、まだ間に合います。彼と話し合ってください。もし、暴力行為を受けているという自覚があるなら、直ちに誰かに助けを求めましょう。

身体的暴力が一番、命の危険がある行為です。

4.言葉の暴力を浴びせられる

凌辱プレイでもないのにセックス中に言葉の暴力を浴びせるのもDVです。

言葉の暴力は浴び続けると、精神的に支配されてしまいます。依存していく恐れがある、危険な暴力です。

「私は大丈夫」と、しっかりしようとしてもいつの間にか彼の支配下に置かれていることもある。気づきにくいのです。

例では「お前は、俺がいないと生きていけないダメなメスだ」「こんなに濡れて、ダメなヤツだ。はしたない」など、一見言葉責めに聞こえるけど、これは人格を否定していることにお気づきでしょうか?

セックス中の言葉によるDVは、言葉責めと似ているから、お互い気づかないのです。

精子を中出しされたり、口に出されたりした後に「俺に、射精してもらったお礼は?」なんて強要してくる男もいます。

5.性癖の押しつけ

人間には性癖はあるもの。性癖が活かせられるセックスは、相手の同意がある時のみ。それ以外はすべてDVです。

凌辱行為、アナルを使う、コスプレ、いやらしい下着、放尿、大人のおもちゃ、放置…、それらは相手の同意があれば、プレイとして成り立ちます。

しかし、相手が嫌がるのに押しすすめるのは、暴力行為。相手の心身的領域を侵害しているのです。

最初はする気がなくても彼が進めていく中で、M気質を刺激されてあなたの気分が高まることもあります。でもその時は、一度立ち返ることをおすすめします。「これで良かったのかな?」と。

強姦罪にあたります。

おわりに

男性がDVセックスする原因は、簡単には説明できないことです。だけど、「男尊女卑」という考えが根本的なモノだと言われています。

気をつけて頂きたいのが、「いつの間にか彼の奴隷化していた」ということ。好きだから、受け止めてしまうのです。染められていくことに気がつけない…。

少しでも変だと疑問に思ったら、第三者の意見を聞きましょう。理性的な意見で我に帰れます。

対処法としては、恋人関係を続けたいなら二人で向き合ってカウンセリングに通う。これが、可能なら…。

もし難しい、心身ダメージが高いなら相談センター、警察へ。そして、安全な場所に身を隠しましょう。必ずといっていいほど、暴力はエスカレートしていきます!

最後に一言!!性的暴力を受けていることは、恥ずかしいことではありませんからね!!

セックス

(ライター/MACO)