不倫から離婚する?後悔しないために覚悟したいこと6つ!

不倫されて離婚しても後悔したいための覚悟
刺激のない毎日に、忘れかけていた恋のトキメキを与えてくれる不倫の恋愛・・・。「本当に好きな人と一緒になりたい!」と考え、離婚したくなってしまう気持ちもわかります。結婚生活に気持ちがないと辛い日々ですものね。

でも、安易に行動してしまうのはちょっと待って!本当に夫と別れて後悔しませんか?離婚する前に一度立ち止まって、以下のことを覚悟してから先に進みましょう。

1.一度離婚をしたら二度と戻れない

当然ですが、一度離婚してしまったら簡単には戻れません。夫からしてみれば、信頼していた妻から裏切られたショックは、計り知れないものです。妻と不倫相手のことを考えただけで吐き気を催してしまうくらい、深い心の傷になることもあります。

夫の両親も息子を傷つけた嫁の顔も見たくないでしょうし、あなたのご両親も「育て方を間違ったのかしら?」と深い責任を感じることでしょう。

離婚は当人同士だけの問題ではありません。たくさんの家族を巻き込んで傷つけて、そして別れてしまったら、もう一生の別れと思った方がよいでしょう。

2.周りに味方がいなくなる

夫やあなたの家族など、多くの人を傷つけてしまう離婚。それだけでも心苦しいですが、当然あなたは周りに加害者という目で見られます。世間は不倫した女性に対して結構厳しい目を向けます。

特に親世代はそういうことにも厳しかったりするので、場合によっては親子の縁を切られてしまう女性もいるようです。夫と別れて帰るところがなくなっても、もしかして実家の敷居を跨げなくなるかもしれません。

家族だけではなく、不倫で別れたというとまわりの友達の目も変わってきたりします。夫と別れることによって味方がいなくなり、後悔することになるかもしれません。

3.不倫は一時の恋愛で結婚は長く続く愛

結婚をして時間が経つと、もちろん出会ったばかりのころの恋心は薄れていきます。それはマンネリでもありますし、恋愛を卒業して家族として愛を育てる段階に入ったと言えます。

それなのに、そこへ不倫の誘惑があると、忘れていた恋心が刺激されてのめり込んでしまう女性も多いようです。ですが悲しいのは恋愛の多くが錯覚だということ。

「恋してはいけない相手」という罪悪感でさらに燃えてしまう女性もいるようですが、離婚して冷静になった時に、恋心が冷めて「なんでこんな人好きだったんだろう?」と嫌悪感さえ抱く場合もあります。

離婚して失って初めて、尊い愛の存在に気付き、気づいた時にはもう遅いと後悔することもあります。今感じている不倫の恋愛はただの一時のものかもしれません。一度冷静になりましょう。

4.あなたの結婚歴にバツがつく

一度離婚をしてしまうと、戸籍にバツがついてしまい、それはもう消せません。もちろん「戸籍が汚れるから何がっても夫と別れてはいけない!」という考え方はナンセンスです。それでも戸籍のバツを気にする人がいるのも事実です。

離婚すること自体は否定しませんが、不倫の恋に燃えているあなたの心はまだ若いはず。不倫相手と一緒になれるとも限りません。これからまた別の人と恋愛をする可能性だってあります。

その時に「バツイチだ」ということを話せば、絶対に相手は「なぜ前の旦那さんと別れたの?」と訊いてくることでしょう。

「夫の暴力で・・・」なんていう答えだったら相手も「それは別れるべきだね」と言ってくれます。でも、正直に「私が不倫したの」なんて答えたら、「不倫するような女なんだ。俺も浮気されるのかな」というイメージで見られてしまいます。

5.経済的に自立しないといけない

あなたが夫に養ってもらっている場合は、離婚は経済的な基盤を失うということを意味します。共働きであなたも正社員なのであればまだマシかもしれません。それでも、あなたの不倫によって別れたなら、慰謝料を請求される場合もあります。

慰謝料によって生活に困りどうにもならない女性もいます。結婚して一度仕事を辞めてしまったのなら、よっぽどのキャリアがない限り、これからの再就職はかなり厳しいものがあります。例え共働きだとしても、自立してそれなりの暮らしができるでしょうか?

生活の質をかなり下げることを覚悟したほうがいいでしょう。実家に頼れるとも限りません。今までそこそこの生活をしてきたのに、それなりの年齢で貧乏な暮らしをせざるを得なくなり、後悔するという女性も多いようです。

6.罪悪感に一生苦しみ自分を責め続ける

一度離婚をしてしまったら、それはもう取り返しのつかないことです。夫と別れ一人になって初めて、自分のしたことの重大さに気付き、罪悪感を感じ後悔するケースも少なくありません。

結局不倫による離婚というのは、自分のことしか考えずに出した結果です。ただあなたは今冷静になれず、「とにかく別れたい!」という考えに囚われてしまっているかもしれません。

どれだけ相手を傷つけてしまったか、本当はどれだけ愛されていたかなど、気がつくのはすべて一人になって冷静になった時です。罪の意識を背負って一生を生きるのはとても苦しいことです。

おわりに

以上、離婚するのであれば覚悟しておきたいこと6つでした。確かに浮気相手との恋愛は刺激できで楽しいものだとは思いますが、夫との関係に関してはもっと重い責任が伴います。

一度行動してあとから後悔がないよう、しっかりと冷静になって今後を考えたほうが賢明です。一時的に盛り上がる恋愛よりも、しっかり向き合って育てる愛のほうが尊いものですよ。