女性のオナニー!デメリットはあるの?世間に流れるウワサの真相5つ

オナニーって癖になっちゃいますよね?

でも、世の中には「やりすぎるとよくない」「オナニーにはデメリットがある」など、いろんなウワサが流れていたりします。

そんなウワサを目にすると、ちょっと心配になってきたり。

毎日の日課みたいにいそしんでいたら、「こんなにやっちゃって大丈夫?」と不安になってきますよね…。

今回は、そんなオナニーのデメリットに関するウワサの真相を確かめてみました。

1.【ウソ】オナニーしすぎると性器が黒ずむ

思春期から大人になる間に、だんだん黒ずんでくる女性器。子供の頃は赤っぽいピンクで、キレイな色だったのに…。

これに関してよく聞くウワサが、「オナニーのしすぎが性器を黒ずませる」というもの。

ひとりエッチが好きな女性は、心当たりがあるだけに、不安になってしまいますよね?

もしこのウワサがホントなら、男性に見られるときにめちゃくちゃ恥ずかしい思いをします。

「こいつ、性器黒いからヤリまくったんだな」なんて思われてしまうんです。

「デメリットを知っていれば、もっと回数を減らしたのに」と後悔してしまったり。

でも、ご安心ください!これは真っ赤なウソなんです。

女性器が黒ずむ理由はメラニン色素によるもの

女性器が黒ずむ本当の原因は、「メラニン色素が沈着するから」です。

メラニンは紫外線から肌を守るために、皮膚細胞でできる色付きの物質。日本人はこれが黒や茶色をしています。

このメラニンは、普通はお肌が生まれ変わる度に皮膚から剥がれ落ちてくれます。

でも、剥がれ落ちたメラニンが性器の上に残って沈着してしまうと、黒ずみの原因になってしまうんですよ。

なので、決してオナニーのしすぎが原因ではないんです。

女性器の黒ずみ方は個人差

女性器の黒ずみは、自然現象。オナニーやセックスによって黒ずみが進むわけではないんですよ。

お肌の色が人それぞれ違うことからもわかるように、メラニン色素の量も人それぞれ違います

生まれつき黒ずみやすい人もいれば、年齢を重ねるとメラニンが残りやすくなったりするんですよ。

男性のペニスもメラニンの影響を受け、他の肌とは違って黒ずんでいます。

なので、性器の黒ずみは、お互い様。そんなに気にする必要はないんですよ。

「どうしても黒ずみを薄くしたい!」というあなたは、美容整形外科などで受けられる黒ずみ軽減処置や、デリケートゾーンの黒ずみ対策クリームなどがオススメです。

2.【ウソ】オナニーしすぎるとハゲる

「オナニーしすぎるとハゲる」これもよく耳にするウワサです。

このウワサの根拠は、男性ホルモン。

自慰行為やセックスで性的興奮状態になる→男性ホルモンが増える→薄毛になりやすくなる、というものです。

オナニーにそんなデメリットがあるというウワサを聞くと、本当にそんな気がしてきますよね?

「確かに、薄毛の男性にはエッチな人が多い気がする!」なんて思ってしまったり。

でも、これはウソ!実は、性的興奮で分泌される男性ホルモンと、薄毛の原因になる男性ホルモンは、全然別物なんです。

女性の薄毛の原因は、心身のストレスや不摂生・加齢がほとんど。性的刺激が原因になることはありません。

なので、「オナりすぎでハゲる」というデメリットに根拠はないんですよ。

むしろ、オーガズムを得ることで、女性としての欲求が満たされて、ストレスを溜めにくくなります。薄毛の原因のひとつであるストレスを軽くするにはいいかも。

3.ちょっとだけホント】オナニーすると病気になる危険性がある

オナニーする行為自体には、衛生的な問題はありません。ストレス発散になるので、精神衛生にいい行為です。

ただし、清潔な状態でしないと、性器にバイ菌が入る危険性がある、というのがデメリット。膣炎膀胱炎の原因になってしまうんですよ。

女性器は外陰部も含めて、臓器。しかも、男性器と違って入り組んだ形をしています。

クリトリスのお豆やおしっこの出口、ビラビラの内側や膣内など、バイ菌が入ると炎症を起こしやすい部分がたくさんあるんですよ。

そんな病気を起こさないために、行為の前には手や道具・性器を丁寧に洗っておくことが大切。終わった後も、同じようにキレイに洗いましょう。

それから、オナニーやセックスが終わった後には、オシッコをしておくのがオススメ。

女性器を触ると、尿道にもバイ菌が入り込んでいます。そのまま放置すると、膀胱炎を引き起こしやすいんですよ。

でもオシッコをすると、そんなバイ菌も一緒に排出することができるんです。

「行為の後にトイレに行かず、膀胱炎になってしまった」というのは、女性ではあるある話です。これからぜひ気をつけてみてくださいね。

4.ちょっとだけホント】オナニーしすぎると心が病む

オナニーはストレス発散になりますし、欲求を満たすことで充足感を得ることができます。

なので、基本的には、心の健康にいい影響を与える行為なんですよ。

頻度が多いことも、それ自体には特に問題はありません。人それぞれ性欲の多さは違うので、頻度も人それぞれで大丈夫なんです。

ただし、自慰行為への欲求をコントロールできなくなると問題になります。日常生活に支障をきたすようになると、デメリットの方が大きくなります。

世の中には、「オナニー依存症」「オナニー中毒」で苦しんでいる女性もいるんだとか。

自慰行為のことばかり考えてしまう。自慰行為する時間を優先してしまって、仕事や学業・趣味をこなせなくなっている。

こんな場合には、危険信号。自制心が効くうちに、しばらくオナ禁するか、心療内科などを受診して相談しましょう。

5.ちょっとだけホント】オナニーしすぎるとイキにくくなる

基本的には、オナニーをすると性感帯が開発されるので、むしろイキやすくなります。

セックスだけでは、性感帯開発はなかなかうまくいかないもの。お相手の男性だってプロではないし、女性のカラダを体感できるワケではありません。

男性とのセックスだけで、感じやすくイキやすいカラダを手に入れるには限界があるんですよ。

なので、はじめは自分でオナニーをして性感帯を育てる方が早道。

ただ、「イキやすくなる」というメリットだけではなく、場合によっては「イキにくくなる」というデメリットが起こることがあるんです。

イキにくくなる理由①自分のテクでないと満足できなくなる

オナニーは自分ですることなので、自分の好みのやり方を見つけやすいんです。触り方や触る速さ・触る場所など。やればやるほど、自分の好みにピンポイントで合わせられるようになるんですよ。

でも、少しずつ習得した「自分をイカせるプロの技」を、セックスのときに男性が最初からできるはずはありません。

女性としては、できれば「もっとこうして」という説明なしに、男性のやる気と努力で技を習得してほしいと思ってしまうはず。

なかなか気づいてもらえなければ、仕方なく「もっとこうしてほしい…」と男性にレクチャーすることになります。

でも、「自分専用プロの技」は、そんなに簡単に習得してもらえなかったり

なので、オナニーがうまくなりすぎると、男性が下手に感じてしまう、というデメリットが発生する場合があるんです。

そのせいで、セックスがつまらなくなってしまう女性は多いんですよ。

イキにくくなる理由②道具でないと満足できなくなる

電マなどバイブレーション系の道具を使ってするオナニーにはデメリットがあるので、注意が必要です。

毎回道具を使っていると、そのうち道具なしではイケなくなることがあるんですよ。

アダルトグッズの振動はそれだけ強力で、人間には再現できない動きなんですね。

なので、毎回バイブレーション系グッズを使っている女性は要注意。セックスや手オナニーのときに、物足りなさを感じてイキにくくなってしまいますよ。

普段は手でするようにして、アダルトグッズを使う回数を減らしましょう

イキにくくなる理由③性欲が落ち着いてしまう

女性は男性と違って、何度も連続でオーガズムを体験できる人が少なくありません。

なので、基本的に女性は「イキすぎ」で萎えることはないとされているんです。

でも実際には、人によって限界はあるもの。オーガズムに達するには、体力はもちろん、モチベーション=性欲も必要だからです。

もともと性欲旺盛な女性やイキやすい体質の女性なら、「毎日セックスやマスターベーションをしても性欲が衰えない」「いつでもイケる」という人もいます。

でも人によっては、オーガズムを経験すると、その後しばらく性欲が落ち着いてしまって、イキにくくなるんですよ。

なので、ひとりエッチ好きなあなたは要注意。セックスの前にやっちゃうと、その後セックスするときにイキにくくなる、というデメリットが発生する場合があるんです。

性欲やイキやすさの回復にも個人差があって、「1日置けば回復する」「2~3日置けば」「1週間くらいかかる」など様々。

イキにくさを感じたら、セックスの前にオナ禁することをオススメします。

おわりに

オナニーのデメリット、真っ赤なウソもあれば、「ちょっとだけホント」のウワサも結構ありました。

でも、正しいやり方を知っていれば大丈夫。衛生面ややり方に気をつけて、楽しくひとりエッチしましょう。

正しくやれば、心も体も健康にしてくれるので、女性をハッピーにする行為ですよ。

カラダ

(ライター/shina)