アルコールで性欲は増す?減退する?お酒とセックスの豆知識5つ!

お酒を飲むと、セックスしたくなる…

この感覚、一度は経験された事があるのではないでしょうか。

性欲ってアルコールで高まるの?

男性も同じ…?

今日は気になるアルコールとセックスの関係について、ご紹介したいと思います!

1.理性が弱まる/ムラムラする

お酒を飲んだ時、やたらとスキンシップしたくなったり、キスしたくなったり、セックスしてもいいような気分になったりした経験はありませんか?

「性欲が増してムラムラする」と言い換えることもできるかもしれませんね。

さらに、リラックスした状態で気分も開放的になって、いつもより大胆に行動できるような気もするはずです。

ここまで聞いていると、へー!アルコールって、セックスする時はメリット多そう!と思われるかもしれませんね。

実際、アルコールの力を借りて性欲が高まった結果、一線を越えた…なんて男女は山ほどいますしね。

先ほどお話ししたような状態になるのは、アルコールの摂取によって脳がマヒした状態になって、理性によって抑えられていた感情や本能をコントロールしている部分の活動が活発化した結果です。

つまり、簡単に言うと、理性が失われて判断力が落ちた状態になっただけなんですね。

しかも、このメリットっぽい部分だけを得るには、酒量をほんの少しに止める必要があるんです。

一定量を超えると、意識がぼんやりして眠くなり、運動機能が麻痺したりして性欲どころの話ではなくなってしまいますからね。

まとめると、ほんの少しのアルコールなら、性欲を高めるような効果が得られてセックスの導入に役立ちそうですが、その量には注意する必要がある、ということですね。

2.男性は勃起しにくくなる

アルコールを摂取すると、理性が緩んで性欲が高まる…ってことは、さぞかし情熱的で激しいセックスが期待できる!?

と思いきや、実は、アルコールが脳の神経の働きを抑制するので、男性は性的興奮をペニスに上手く伝えられなくなってしまうんです。

つまり、勃起しにくくなっちゃうんですね。

性欲は高まっているような感じがするのに、体に起こる反応は正反対!

なんとも殺生な状況です。

全く勃起しない…ということもあり得ますし、かろうじて勃起してはいるけど、いつもよりフニャッとしていたり、持続しなかったり、中折れしたり…ということも多いですね。

頭がぼーっとして体の感覚も遠く感じるので、せっかく挿入した感想も、「気持ちいいような、よくわからないような…?」という間抜けな状態です。

射精までいかないことも珍しくありません。

アルコール摂取によって性欲も高まった感じがして期待していたら、カレの勃起は弱いし、フラフラで腰は振れないし、最悪は途中で寝落ちされることもある…。

セックスする時はやっぱり、シラフの状態が一番と言えそうですね。

3.感度が落ちる

お酒を飲んだ後って、性欲はある割に、あんまり感じないかも…。

これは多くの方が身をもって経験されているのではないでしょうか?

アルコールを摂取すると、ふわふわ楽しい気持ちになりますが、ぼーっとするし、今すぐ寝れそう…なんて状態になったりしますよね。

脳がマヒして、神経の伝達にも支障が出ている証拠です。

こんな状態ですから、当然、カラダの感度って落ちてるんですね。

わかりやすい例を挙げると、例えば、酔っている時にケガをしても、その時はあんまり痛みを感じなかったりするんです。

でも次の日にメチャクチャ痛んだりして、昨日の行動を後悔するわけです。

これと同じで、アルコールを摂取した後って、とにかく体や意識の感覚が遠いんですね。

ですから、いつもは触られたら気持ちいい性感帯への刺激も、「よくわからない」ということになってしまうんです。

「お酒飲んで性欲も高まってるし、すごくセックスしたい気分!これなら気持ちいいセックスができそう!」

と期待して挑んでも、まず裏切られることになります。

しかも、性欲を感じる割に、集中力は落ちて性的興奮を保ちにくくなっているので、オーガズムに達しにくい…というデメリットもあります。

記憶力も落ちるので、セックスはいろいろな面においてシラフの方が楽しめると言えるでしょう。

4.濡れにくくなる

アルコールによって男性が勃起しにくくなるということは…

はい、そうです。

実は、女性も濡れにくくなる傾向があるんです。

その理由はいくつかあります。

まず、脳や神経の機能が低下していることによって感覚が遠くなり感度が落ちているので、結果濡れにくくなる…ということ。

そして、性欲があるようでいて、実際は脳がぼんやりしている上に眠気にも襲われているので、性的興奮を保てずに濡れにくい…ということ。

最後は、体が脱水気味になっていること。

お酒を飲んだ時って、やたらと喉が渇きませんか?

実は、アルコールには利尿作用がある上、分解するのにも水分が必要なんです。

だから脱水症状を起こしやすくなってしまうんですね。

お酒を飲んだ時には水分を多めに取りましょう、と言われるのはこのためです。

体がカラカラの状態では、濡れにくくて当然。

いくら性欲が湧いてセックスしたい気分になるからと言って、頭や体がついてこないのでは本末転倒ですよね。

5.感覚が遠くなって眠くなる/記憶が曖昧になる

今までも触れてきましたが、アルコールを摂取すると、性欲は高まりますが、いろいろな感覚が遠くなります。

朦朧とした末の失敗として極端な例を挙げると、泥酔するくらい飲んだ結果、オシッコやウンチを漏らした…なんて話も聞かれます。

さすがにこんな状態になってセックスする事はないとしても、判断力が低下していることは確かです。

感覚が遠いうえに意識がフワフワして、イってるのかイってないのかもわからない…なんて状態に陥る事もあります。

ちゃんと会話して、行動もしたはずなのに、後から思い返すと「よく覚えていない」としか言えない…。

そんな事も珍しくありません。

言うまでもないことですが、これは女性がセックスする場合においては大問題です。

ちゃんと正確に避妊したのか自信が持てないって、怖すぎませんか?

しかも、判断力も抵抗する力も落ちている時に、もし相手の男性が仲間を呼んだら…?

「考えすぎでしょ!」と思われるかもしれませんが、女性である以上、いつ事件に巻き込まれるかわかりません。

アルコールには気を付けておいて損はありませんよ。

おわりに

いかがでしたか?

お酒の力を借りると雰囲気が良くなりますし、お互いに性欲が高まってセックスへの導入がスムーズになることは間違いありません。

ですが、実際はシラフで意識がハッキリしていた方がよっぽど興奮しますし、アナタの中に生まれる性欲もしっかりした形を保ちやすいですよ。

何より、相手の男性にも、アルコールでフワフワした状態ではなく、万全の状態で向き合ってほしいと思いませんか?

セックス

(ライター/ユキ)